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大掃除で夫婦ゲンカ! やる気がなくなる言葉1位は「邪魔だからどいて」と「普段からやっておけばよかったのに」
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大掃除でもやはり大切な「ありがとう」の言葉
何かをやろうと意気込んでいる時、誰かの些細な一言でさらにやる気が出たり、逆にやる気を失ったりすることはよくあります。では、大掃除の際にはどんな言葉が気分を左右するのでしょうか? そこで「配偶者に言われたらやる気がなくなる言葉」を聞いてみました。
【配偶者に言われたらやる気がなくなる言葉】
女性1位「普段からやっておけばよかったのに」35.0%
男性1位「邪魔だからどいて」27.9%
女性2位「まだ終わってないの?」24.8%
男性2位「そのやり方じゃダメだよ」25.2%
女性3位「どうせまた汚れるよ」23.1%
男性3位「まだ終わってないの?」24.5%
大掃除の半分以上を自分が担っていると感じている妻側が、自分の掃除の邪魔になっていると伝えてしまったり、思わず夫のやり方に口を出してしまったり。また、夫側の「普段から妻が掃除をしておくべき」という考え方を口に出されると、やる気を失う女性が多いようです。
では逆に「配偶者に言われたらやる気が出る言葉」は何でしょうか?
【配偶者に言われたらやる気が出る言葉】
女性1位「キレイになったね」33.3%
男性1位「ありがとう」36.4%
女性2位「ありがとう」30.5%
男性2位「キレイになったね」32.9%
男性も女性も「ありがとう」「キレイになったね」という、感謝の気持ちを伝える言葉と大掃除の成果を認める言葉が多くの回答を集めました。お互いにこうした言葉を伝え合えると、大掃除をやって良かった、と気持ちの良い達成感を感じられそうですね。
家事研究家・片づけ講師の香村薫さんによると、家族みんなで大掃除を楽しく乗り切るためには3つのポイントがあるそうです。
<1.「家の中で気になるところない?」で相談を持ちかける>
家族の間でも「ここを掃除したい」と思う物や場所は異なる場合が多いことから、12月になったら家族でそれぞれの気になっているところをリストにするなど、意識を共有し合うことが効果的だそうです。さらに「誰が」「いつ」掃除をするかをリストで整理できれば「あそこの掃除ができていない!」といったイライラも減りそうですね。
<2.「好きにしていいよ」で大掃除グッズを選んでもらう>
自分で掃除グッズを選ぶことで、各自の自主性を促すというもの。自分が使いやすい、使ってみたいと思うグッズで取り組めばやる気もアップしそうです。
<3.「5分で終了していいよ!」「雑巾が真っ黒になるまでね!」と、終了タイミングを具体的に提示>
掃除をどこまで・いつまでやるかを明確に区切ることで掃除に対するモチベーションが持続しやすくなると思われます。
家族みんなで楽しく前向きに大掃除に取り組むことができれば、キレイな家で新年を迎えることができる上に、家族の絆も深まりそうですね。これを機に、家族で大掃除について話し合ってみてはいかがでしょうか。
(Hint-Pot編集部)