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ウイリアム王子とキャサリン妃 クリスマスのメッセージが「強く心に訴えかける」と話題 英紙は投稿内の“工夫”に注目
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ウイリアム王子とキャサリン妃は現地時間25日、クリスマスを祝うべく、公式SNSにメッセージを投稿。コロナ禍で闘うキーワーカー(社会に必要不可欠な労働者)らが写った写真に添えられた言葉が「感動的」だと話題になっている。投稿には困難な状況において支援を必要とする人たちへの工夫も施されていたという。英紙が報じている。
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「2021年がより良い年になることを祈っています」
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、コロナ禍による影響で通常とは大きく様変わりしたクリスマスにウイリアム王子夫妻は以下のメッセージを投稿した。「エクスプレス」紙は、そのメッセージを「強く心に訴えかける」と評している。
「今日という日を1人で過ごす人たち。愛する人を亡くし、悲しみに嘆いている人たち。そして、コロナ禍の最前線に立って自らを奮い立たせ、自分の命を二の次にして他人の看病をしている人たち。今年のクリスマス、私たちの思いはそうした方々とともにあります」
また、夫妻は元の投稿にリプライする形で、「今年はクリスマスを祝うことは(正しいことなのかどうかと)何か違う気がしています。ですので2021年がより良い年になることを祈っています」とも綴っている。いまだ収束の兆しが見えず被害が拡大する中、コロナ禍にお祝いのメッセージを寄せることへの複雑な胸中を吐露した。
一方、同紙は2つ目の投稿にチャリティプロジェクトのリンクが貼られていることに注目。そこには、テキストメッセージによる相談プラットホーム「シャウト85258」や、キーワーカーのメンタルヘルスを支援する「Our Frontline」など、夫妻とゆかりのある8つのプロジェクトが記載されていた。
公務を通してコロナ禍に苦しむ国民の心に寄り添い続けてきたウイリアム王子とキャサリン妃。本来であればお祝いするはずのクリスマスという一日も国民への思いを最優先させている。
(Hint-Pot編集部)