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ヘンリー王子の家族写真は「愛情あふれる瞬間を公開しているだけ」 ウイリアム王子一家のカードと専門家が比較
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メーガン妃ヘンリー王子キャサリン妃ウイリアム王子ロイヤルファミリー
ウイリアム王子、ヘンリー王子両夫妻は今年もクリスマスカードを公開。兄一家はカメラ目線で家族5人で寄り添う写真を、弟一家は2匹の愛犬とともに自然体なシーンをとらえた写真を基にしたイラスト調のカードだった。ボディランゲージ専門家によると、そこから発せられる“メッセージ”には大きな違いがあるという。
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話題となったクリスマスカード チャールズ皇太子夫妻との共通点も
夫妻と3人の子どもたちの“トータルコーディネート”でも話題を呼んだウイリアム王子一家と、愛犬2匹も登場したヘンリー王子一家。ともに家族の絆を強調するクリスマスカードとなったが、世間はやはり“比較”しているようだ。
その1つとして英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、ボディランゲージの専門家ジュディ・ジェームズ氏による比較分析を掲載。共通点は「家族の価値を強調した素朴で、カジュアルな服装の、王室らしくないスタイル」という点だけで、他には大きな違いがあるという。
ジェームズ氏は、どちらのカードも“強い絆で結ばれた家族”を前面に押し出しているとしながらも、「それぞれのカードに感じることは大きく異なっている」と指摘した。
まず、ウイリアム王子一家の写真では家族5人全員がカメラ目線であることに着目。これはカードを見る人と直接コミュニケーション取ろうとする『ホスティング』のポーズであるとした。「カードに書かれている思いは、これを受け取った人に対して直接向けられたもののように感じられる」という。
対するヘンリー王子一家は、メーガン妃の実母ドリア・ラグランドさんが撮影した写真を基に描かれたとされているイラスト調。米サンタバーバラにある自宅の庭でヘンリー王子が長男アーチーくんを抱っこし、それをメーガン妃が見つめる構図だ。
ジェームズ氏は目線が前方に向けられていないことに着目し、「彼らの世界を遠くから我々に覗かせている感じがする」とコメント。アイコンタクトがないことから、彼らがカメラをほとんど気にしてないことが分かるとして、「我々と『話をしよう』とは試みていません。ただ、この愛情あふれる瞬間を公開しているだけです」と述べた。
この点は、ヘンリー王子一家とチャールズ皇太子夫妻のクリスマスカードは共通しているという。スコットランドのバルモラル城領地内の私邸バーク・ホールで撮影された皇太子夫妻のクリスマスカードは2人がベンチに腰かけ、皇太子がカメラを見ずにカミラ夫人へ晴れやかな笑みを向けている。ジェームズ氏は「これにより他の人々と共有できない瞬間を作った」と解説した。
ウイリアム王子一家は、カードを見る側と一緒に過ごそうというオープンな意識が見て取れるが、「チャールズ皇太子夫妻、ヘンリー王子とメーガン妃は、プライバシーをとても重視しているように見える」という。
家族の絆やあり方は家族の数だけ存在するもの。意識が異なればクリスマスカードの写真もまた大きく異なるということだろう。さて、皆さんのお好みはどのカードだろうか。
(Hint-Pot編集部)