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メーガン妃とヘンリー王子の”米国で自由満喫”が解決策 兄夫妻との不仲解消へ王室作家が驚きの主張
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昨年、ウイリアム王子とヘンリー王子の確執を描いた暴露本「Battle of Brothers(兄弟の戦い)」を上梓したロバート・レーシー氏がこのほど、返す刀で不仲とされる兄弟夫妻の「和解」について言及した。そのためには、ヘンリー王子とメーガン妃が今まで以上に“米国で自由を満喫すること”が大切だという。その真意とは一体……。
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両夫妻の関係修復は難しいものの、和解の可能性はあるという
かつて“ファブ4(素晴らしい4人組)”と言われた両夫妻。しかし、ヘンリー王子夫妻の“王室引退”前、最後の公務となった「コモンウェルス・デー」の式典での緊張関係や、キャサリン妃のメーガン妃に対する冷ややかな心理が話題となったことを始め、2組の間の不仲は度々報じられてきた。
ただ、レーシー氏が英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に語った内容によると、両夫妻が不仲に至る以前に兄弟の間で両親のチャールズ皇太子とダイアナ元妃の不幸な結婚から学んだ哲学の違いが存在するという。
同氏はウイリアム王子について、両親の離婚で発生した混沌とした感情を「自身が将来の王となる責任感で克服しました」とする一方、「次男のヘンリー王子は、両親の結婚を愛のない政略結婚だと見なし、自分はそうした間違いは犯さないと決心したのです。だから“王室引退”の時も申し訳ないという素振りを見せませんでした」と述べている。
同氏は、根本的にそんな大きな違いがあって王室を離脱したヘンリー王子夫妻と、将来の国王と王妃になるウイリアム王子夫妻の関係が元通りに修復することはないと考えているようだ。ただ一方で、将来的な和解の可能性についても信じているという。
その基礎となるのが、ウイリアム王子とキャサリン妃が英国で愛される国王夫妻となり、ヘンリー王子とメーガン妃が米国で自分たちが望む生活を手に入れること。つまり、それぞれが幸せになることだそうだ。
確かにそれぞれが人生の選択肢を喜べるような成功と幸福を手に入れれば、昔の確執も水に流せるというもの。ただし、そこにたどり着くには一体どれほどの時間が必要なのだろうか……。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)