どうぶつ
ねこ専用の「味集中カウンター」でごはんを食べる元保護ねこ姉妹が話題 「コロニャ対策にも」
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福岡発祥の有名ラーメンチェーン店が導入したことで話題となった、3方向を仕切りでしっかりと区切られた「味集中カウンター」。落ち着いて食べることができると元々好評でしたが、コロナ対策の観点からも再注目を浴びるなど、多くの人が知る存在となりました。そんな画期的なカウンターを愛猫に自作し、2匹の愛猫が実際に食事をする姿が反響を呼んでいます。製作者の藤岡聡(@sooofujioka)さんに話を聞きました。
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ダンボール何でも屋の飼い主さんお手製食事スペースにココちゃんもご満悦
藤岡さんの2匹の愛猫は元保護ねこ。推定生後6か月となる実の姉妹、三毛ねこの「ネネ」ちゃんと、サビねこの「ココ」ちゃんです。保護ねこ活動をしているみたか123さんから2匹を譲り受けました。
普段は仲良しな2匹ですが、実はごはん時ともなると少々問題が発生するそう。それというのも、甘えん坊でちょっぴりわがままだというネネちゃんは、臆病で争いとなるとすぐに身を引いてしまうココちゃんのごはんを奪ってしまうのだといいます。
そこで、普段からダンボール製のねこ鍋やドーム型のキャットベッドなど、いろいろなものを作っている“ダンボール何でも屋”の藤岡さんは、このカウンターを作ることを思い付いたそう。
こだわりは、ダンボールのシート1枚(1200×900ミリ)に収まるよう設計したこと。そして、のりやテープを使わずに組み立てられるようにしたことです。何とこのお手製カウンターを食事時に導入したところ2匹の様子にも大きな変化があったのだとか。
「横入りがかなりしづらくなったおかげで、わざわざ捕まえて隔離しなくても『ネネちゃん!』と名前を呼ぶだけで諦めるようになりました。ココちゃんはかなりゆっくりとごはんを食べられるようになってご満悦です」
また、画期的なねこ専用カウンターに衝撃を受けたのは、ねこたちだけではなかったようです。「替え玉(おかわり)にゃー」「コロニャ対策にもなりますね」「これでソーシャルディスタンスも完璧!」など、たくさんのコメントが寄せられました。
平日は神田のウェブ制作会社「ブロック」でサラリーマンをする傍ら、中野区で貸し工房「GoFsutudio」を管理している藤岡さん。今回の作品を作った機械も利用できるそう。あなたも作ってみては?
(Hint-Pot編集部)