海外ニュース
ダイアナ元妃の“遺志”継ぐウイリアム王子 思い出のホームレス施設で3度もボランティア活動
公開日: / 更新日:
ウイリアム王子が昨年のクリスマス前にホームレスの人々を支援する慈善団体「ザ・パッセージ」の施設を3度訪問。食事の用意や配達のボランティアを行ったと同団体が発表した。王子は1993年にダイアナ元妃、ヘンリー王子とともに同施設を初めて訪れ、現在はパトロンとしてサポートしている。英紙は「母親のダイアナ元妃に敬意を表した」と伝えている。
◇ ◇ ◇
1993年、11歳で母と弟とともに初めて訪れた施設へ
ウイリアム王子は11歳だった1993年12月に母のダイアナ元妃、弟のヘンリー王子とともに「ザ・パッセージ」の施設を初訪問した。ダイアナ元妃は同団体のアンバサダーを務めていたという。来訪者名簿には2人のサインが残されている。
その後、ウイリアム王子は何度も同施設を訪問し、現在はパトロンとしてサポート。英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、先月のクリスマス前に同施設を3度訪れ、ホームレスの人々のために食事の準備作業に従事したという。
「ザ・パッセージ」の最高経営責任者であるミック・クラーク氏は「ボランティアとしてお迎えできて、とても喜んでいます。王子は食事の準備を手伝い、宿泊施設に滞在している人々に届けてくれました」と感謝の言葉を述べた。
ウイリアム王子とキャサリン妃はコロナ禍に見舞われた昨年、多くの慈善団体を訪問。昨年12月に実施した英国内ツアーでも、マンチェスターにある食料支援団体「フェアシェア」を訪問して恵まれない家庭へのサポートを称賛。また、ロックダウンの最中には積極的にビデオ通話で医療従事者らと対話。英国民に寄り添った。
今月5日にイングランド全域で3度目のロックダウンが開始された英国。今後もウイリアム王子夫妻は、国民を励まし、献身的な姿を見せ続けることだろう。
(Hint-Pot編集部)