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ダイアナ元妃が疑惑を抱いた瞬間 チャールズ皇太子がカミラ夫人に贈ったブレスレットが話題に
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「G」と「F」 2人が付け合ったニックネームの頭文字が刻印されていた
チャールズ皇太子とカミラ夫人は、互いに結婚と離婚を経て2005年に再婚した。1970年代初頭に出会った2人の関係は紆余曲折を経ながらも継続され、ダイアナ元妃は1981年の結婚前に皇太子から夫人へのプレゼントを発見、2人に疑念を抱いたとされる。英民放「チャンネル5」が番組「Camilla:Making of Mistress」で当時の模様を改めて取り上げて再び注目を集めている。英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、番組ではダイアナ元妃との結婚前から続いていたチャールズ皇太子とカミラ夫人の関係を特集。ダイアナ元妃が2人の関係をいかに発見したかについて専門家たちが明かしている。
チャールズ皇太子からカミラ夫人へのプレゼントは、“ミステリアスなメッセージ”が刻まれたブレスレットで、「G」と「F」の文字が刻印されていた。王室伝記作家のペニー・ジュナー氏は「(ダイアナ元妃との)結婚の少し前、チャールズ(皇太子)は数人の女性に感謝の意を示したいと思っていました。カミラ(夫人)はそのうちの1人だったのです。このブレスレットがカミラのためにチャールズが用意したものだとダイアナ(元妃)はすぐに気付きました」と説明している。
2人は当時、ニックネームで呼び合っていた。チャールズ皇太子はカミラ夫人を「グラディス」、夫人は皇太子を「フレッド」と呼んでいたそうだ。大英帝国勲章を持つ王室コメンテーターのウィーズリー・カー氏によると、チャールズ皇太子が子どもの頃の人気ラジオ番組「ザ・グーン・ショー」には、「グラディス(Gladys)」と「フレッド(Fred)」という名の恋人同士のキャラクターがいたという。
ダイアナ元妃はこのブレスレットを発見したことによって、2人の過去に目を向けるようになったようだ。王室専門雑誌「マジェスティ」の編集長イングリッド・シュワード氏は「彼女(ダイアナ元妃)はカミラに取りつかれるようになりました」と述べている。
このブレスレットのエピソードは、エリザベス2世の素顔を描く、ネットフリックスのドラマ「ザ・クラウン」シーズン4エピソード3の中でも描かれている。結婚を控えたダイアナ元妃は、カミラ夫人にランチに誘われ、そこでニックネームの話を耳にする。
その後、元妃は偶然、チャールズ皇太子が用意していたオーダーメイドのブレスレットのデザインを見てしまい、そこに描かれた2人のニックネームにショックを受けるというシーンがある。しかし実際のところ、ダイアナ元妃がこのニックネームを知ったのは、カミラ夫人から教えられたからではなく、そのブレスレットの存在を知った方法には諸説あるようだ。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚生活はその後破綻し、1996年に離婚。ダイアナ元妃は翌年、自動車事故で亡くなった。皇太子と夫人は1999年に関係を公に認めて2005年に結婚。現在に至る。
(Hint-Pot編集部)