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ヘンリー王子とメーガン妃 “王室引退”からの活動は「どう考えてもやりすぎ」 PR専門家が苦言

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が自身のインスタグラムで英王室主要メンバーからの“引退”を表明してから1年、正式に離脱してから9か月が過ぎた。その間、米国に移住し15億円超とされる豪邸に暮らし始めたかと思えば、非公式自伝の出版に政治的発言、米動画配信大手「ネットフリックス」との巨額契約締結、“売名行為”と批判を浴びた米ロサンゼルス国立墓地訪問など、次々と話題を提供してきた。そしてこのほど、そんなヘンリー王子夫妻の1年に対し「どう考えてもやりすぎ」と指摘する人物が現れた。

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PR専門家にとって夫妻はこの1年の活動を「急ぎすぎた」印象

 ヘンリー王子夫妻に苦言を呈したのは、PR専門家のニック・イーデ氏。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、メーガン妃がヘンリー王子と知り合う以前、英ロンドンで妃と仕事をともにしていた人物という。「エクスプレス」紙はこのほど、同氏がニュース専門チャンネル「スカイ・ニュース」との取材で語った内容を紹介している。

 イーデ氏は開口一番で「もちろんセレブリティなら自叙伝を出版し、映画にも出演するでしょう。そうしたことが青写真として描かれていることは分かります」と語り、米国移住後の夫妻の活動に理解を示した。

 ただ一方で、夫妻に対し「あらゆることを性急に進めている印象」も抱いたという。その理由については「メーガン妃は元Bクラスの女優で、ハリー(ヘンリー王子の愛称)は王室のメンバーだったことを覚えているでしょう。彼(ヘンリー王子)は政治活動家でなければ、彼女(メーガン妃)は人権活動家ではありません」と説明。まずは、2人が時間をかけて本質的な活動を積み重ねる必要があると指摘している。

 王室離脱後の“実績”がまだ十分にない中で、自分たちの発言力や影響力を強めようとする2人の活動に危うさを感じているようだ。

“王室引退”後のヘンリー王子夫妻といえば、第一次世界大戦の終戦記念日(11月11日)に最も近い日曜日「リメンブランス・サンデー」に米ロサンゼルス国立墓地を訪問して戦没者を慰霊したものの、カメラマンを伴っていたことから“売名行為”と批判を浴びたことが記憶に新しい。こうした批判も、イーデ氏が指摘するように一歩一歩、地道に活動を積み重ねていれば避けられたのだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)