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ヘンリー王子夫妻 アーチーくんのポッドキャスト出演は必要だった? 王室コメンテーターから疑問の声
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スウェーデンの楽曲配信サービス大手「スポティファイ」と日本円にして43億円超とされる巨額契約を結んだヘンリー王子とメーガン妃。そのポッドキャスト番組初配信に長男アーチーくんを出演させ、かわいらしい“生声”を初披露したことが反響を呼んだ。その一方で、2人が“王室引退”を決断した理由の1つとされる「アーチーくんのプライバシーを守る」という主張に反するのではないかと疑問の声も上がっている。
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アーチーくんのポッドキャスト出演は夫妻の過去の主張と矛盾している
英民放ITVの番組「Royal Rota(ロイヤル・ロータ)」での2人の王室コメンテーターの会話が話題となっている。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、クリス・シップ氏とリジー・ロビンソン氏がアーチーくんのポッドキャスト出演について話し合ったという。
対談の始まりは穏やかだった。シップ氏が「アーチーくんの英語がアメリカンアクセントかどうかは分からなかった」と切り出すと、ロビンソン氏も「でもアーチーくんの出演はかわいらしかった」と反応。しかし、ロビンソン氏が「疑問がある」と続けると、雰囲気が変わった。ヘンリー王子とメーガン妃がこれまでに何度もアーチーくんのプライバシーを守ることを表明していたことに言及し、夫妻の主張と今回のアーチーくん出演が矛盾すると指摘したのだ。
これに対しシップ氏は、アーチーくんの出演が「今の2人にとっての選択肢だったのでしょう」と夫妻に一定の理解を示しながらも、「それでもヘンリー王子とメーガン妃の言動に矛盾がある」とロビンソン氏に同調した。
アーチーくんの出演といえば、英国の人気朝番組「グッド・モーニング・ブリテン」の司会者で、ご意見番的存在であるピアーズ・モーガン氏が先日、「ポッドキャストを売るために息子まで利用した」などと非難したことが報じられたばかり。「かわいい」という見方は確かにあったが、批判の声も目立ち始めている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)