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ダイアナ元妃 公務中の「無茶ぶり」でピアノ演奏を披露していた 33年前の映像に再脚光
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今もなお絶大な人気を誇る「民衆のプリンセス」ダイアナ元妃。フランス・パリでの事故死から四半世紀近くが経つ現在も、その美貌やファッションなど話題は尽きることがない。そんな元妃が33年前に公務でオーストラリアを訪問した際の映像が再び話題になっている。この映像では、ピアノを演奏することになった元妃が難易度の高い曲を選んでいるという。
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ダイアナ元妃は熟練したピアノの腕の持ち主だったという
1988年1月のオーストラリアツアーで、メルボルンにあるビクトリア芸術大学音楽学部を訪問したチャールズ皇太子とダイアナ元妃。チャールズ皇太子はここで旧友と再会したが、かつて皇太子がチェロを習っていたことを覚えていた旧友からその場での演奏を依頼された。ところが、その流れで元妃も演奏することになったという。
英大衆紙「ザ・サン」など複数のメディアによると、この様子は当時のニュース映像に収められたもの。教室で学生らが見守る中、元妃が披露したのはロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフによる「ピアノ協奏曲第2番」だった。テクニックが必要な難曲として知られており、元妃は弾き始めこそ緊張した様子だったが繊細な演奏を聴かせている。
終えると慌てたようにピアノから離れる姿について、映像中のアナウンサー音声は「観客の前でのピアノデビューで見るからに恥ずかしそうにしていました」と解説した。
ちなみに、元妃は学生時代にピアノの練習に励んでいたため、熟練した腕の持ち主だったそうだ。また、母方の祖母ルース・ロッシュさんも1920年代にパリ国立高等音楽・舞踊学校でピアノを学び、20世紀前半のフランスを代表するピアニストのアルフレッド・コルトーから指導を受けるなど才能豊かだったという。
公務中の“無茶ぶり”にもかかわらず、難易度の高い曲をさらりと演奏してみせた元妃。「民衆のプリンセス」はピアノの腕も一流だったようだ。
(Hint-Pot編集部)