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ウイリアム王子とキャサリン妃 10年前の結婚式で伝統を破った6つのこととは
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2011年4月29日にウェストミンスター寺院で盛大に行われたウイリアム王子とキャサリン妃の結婚式。各国の王族ら約1900人が出席し、沿道には約100万人が詰めかけて夫妻を祝福した。そんな歴史的なウェディングで夫妻は伝統をいくつも破り、変化を恐れず新たなことにトライしていたという。
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妃の髪型、バルコニーでの2度のキスなどは新たな試みだったという
英雑誌「ハロー」によると、世界中が祝福したウイリアム王子とキャサリン妃の結婚式で、2人は新婚旅行も含めて王室のしきたりを6つも破っていたそうだ。
その1つは、キャサリン妃の髪をアップにしなかったこと。花嫁は髪をアップにするのがロイヤルウェディングの伝統とされるが、妃は好まなかったという。ドキュメンタリー「William&Kate:The Journey」によると、妃は王室スタッフからアップにすることを勧められたが、断ったとされている。
バッキンガム宮殿のバルコニーで2度キスしたことも、ロイヤルウェディングでは初めて。1981年、チャールズ皇太子とダイアナ元妃が初めてバルコニーでキスをしたとされ、2人の長男夫妻がそれに続いたことになる。皇太子夫妻は1度だったが、王子夫妻は2度ロマンチックなキスをした。
キャサリン妃の2歳年下の妹、ピッパ・ミドルトンさんがブライズメイド(花嫁の付添人)を務めたが、これも異例だった。ロイヤルウェディングではブライズメイドに子どもが選ばれるのが通例。ピッパさんは“メイド・オブ・オナー”(ブライズメイドのまとめ役)になったが、これも王室の結婚式では存在しない役割だった。さらにピッパさんが白いドレスを選んだことも異例で、招待客の白いドレスは一般の結婚式でも「NG」とされる。
また、ウイリアム王子は弟のヘンリー王子をベストマン(新郎の付添人)にしたが、これもロイヤルウェディングではなかったこと。通例では、そもそもベストマンは存在せず、“サポーター”と呼ばれる役割が担当するという。
夫妻は新婚旅行に関する慣習も変えた。結婚式当日に出発するのが常だったが、2人はしばらくバッキンガム宮殿に滞在。インド洋に浮かぶセーシェルに向かったのは10日後のことだったという。
(Hint-Pot編集部)