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ウイリアム王子とヘンリー王子 結婚式前夜は“地獄”だった? 緊張やファンの歓声で眠れず
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世界中が注目するといっても過言ではない、華やかなロイヤルウェディング。しかし、その裏には苦労もあるようだ。ウイリアム王子とキャサリン妃は2011年4月29日にウェストミンスター寺院で、ヘンリー王子とメーガン妃は2018年5月19日に聖ジョージ礼拝堂で盛大に式を挙げたが、新郎はともに疲弊し切っていたという。式前夜、興奮し切ったロイヤルファンの喧騒や大舞台を前にした緊張からほとんど眠れなかったそうだ。英誌が伝えている。
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ウイリアム王子は約30分の睡眠で結婚式に臨んでいた
歴史の1ページを刻むロイヤルウェディングは、万が一にもハプニングが起きないよう、入念に計画、準備されて本番を迎える。ところが、中にはコントロールできないこともある。英雑誌「ハロー」によると、それは結婚式前夜の新郎の睡眠量だという。何とウイリアム王子も、ヘンリー王子も、それぞれ自身が主役の結婚式当日、寝不足の状態で式に臨んだそうだ。
キャサリン妃との結婚式前夜、ウイリアム王子は父チャールズ皇太子の公邸クラレンス・ハウスで過ごした。周辺には「世紀の結婚式」を待ち切れない多くのファンが集結していたという。
その様子に圧倒されたウイリアム王子は公邸を出てファンに挨拶。新郎の付添人である「ベストマン」を務めたヘンリー王子に緊張していることを伝え、「自分がやるべきはセリフを正しく言うことだけ」と語ったそうだ。
ファンの興奮は覚めることなく、“騒ぎ”は夜を徹して続いた。その結果、ほとんど眠れぬまま当日に。「群衆が一晩中歌ったり、歓声を上げたりしていた。その興奮と自分の緊張も重なって30分くらいしか眠れなかった」とウイリアム王子は振り返っている。
メーガン妃との美しいポートレート撮影 実は「疲れ切っていた」とカメラマンが証言
ウイリアム王子の結婚式から7年後の2018年、ヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングが執り行われた。その際も兄夫婦の結婚式と同様に興奮に包まれた。
メーガン妃は実母ドリア・ラグランドさんとホテルでリラックスした夜を過ごしたが、別のホテルに宿泊したヘンリー王子は落ち着く時間がなかったそうだ。夫妻の非公式伝記「Finding Freedom(自由を求めて)」によると、王子は結婚式と披露宴の間に仮眠を取ろうと考えていたものの、実際には勢いで乗り切ったという。
2人の結婚式で専属カメラマンを務めたアレクシー・ルボミルスキ氏は、ウィンザー城内での公式ポートレート撮影を振り返り、「ものすごく疲れているようでした」と語っている。
分刻みのスケジュールの中、ローズガーデンの階段で2人に座るよう提案したルボミルスキ氏。すると、メーガン妃はヘンリー王子の脚の間に座り込んだという。「2人はあまりに疲れていて、ただ笑っている瞬間がありました」とも述べている。
結婚式は人生において特別な一日。特に世界中から視線が注がれ、多くの人が携わる、夢のようなロイヤルウェディングともなると、新郎が受けるプレッシャー、ストレスは半端ではないようだ。
(Hint-Pot編集部)