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若かりし日のカミラ夫人 夜通しパーティーへの参加で職場に大遅刻? 解雇されていた過去
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将来の国王、チャールズ皇太子の妻として公務に励む現在のカミラ夫人。好感度は着実にアップしているが、かつてのスキャンダラスなイメージは未だ強く残っている。上流階級の子女として生まれ、10代で社交界デビュー。そして初恋の相手で社交界の人気者だったアンドリュー・パーカー=ボウルズ氏との結婚、チャールズ皇太子とのダブル不倫といったドラマ顔負けの人生を送る夫人には、何と職場を解雇されていた過去もあったという。
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カミラ夫人はインテリアデザインなどの企業に就職していた
英国では一般的に、上流階級の子女は庶民のように「額に汗して」働く必要がないとされる。とはいえ、子女の就労は社会経験として必須とされることが多く、ロイヤルファミリーでも就労経験を持つメンバーは多い。
チャールズ皇太子の妻、カミラ夫人もまた、軍人からビジネスマンに転向した父と第3代アシュコーム男爵ローランド・カルバート・キュービットの娘である母を持つ、良家の子女だ。1947年にカミラ・ローズマリー・シャンドとして生まれ、スイスのフィニッシングスクールを経て英国で社交界デビュー。その後にアンドリュー・パーカー=ボウルズ氏と最初の結婚をしている。
夫人は社交界デビューした頃、インテリアデザインと骨董業を手がける企業「コールファックス アンド ファウラー」に就職していた。だが英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、英民放チャンネル5の番組「Before They Were Royal(彼らがロイヤルになる前)」に出演した王室専門家のペニー・ジュナー氏は、夫人が1週間足らずで解雇されていたことに言及。夜通し行われたパーティーの翌日に寝坊をしたためだという。
英高級紙「サンデー・タイムズ」も、2016年にこの件を報じていた。エピソードが明らかになったきっかけは、同社の中心人物だったデザイナー、イモージェン・テイラー氏が同年に出版した回想録「On the Fringe – a Life in Decorating」だ。同書によると当時、同社の本社では多数のデビュタント(社交界にデビューした若者)が働いていた。
同書によると当時、夫人の上司は気性が激しい男性で、部下をひどく叱り付けることがあった。夫人もまたその“犠牲”になったが、遅刻の理由は「ダンスに行っていて遅刻したのだろう」と書かれているという。
ジュナー氏には夫人の半生を綴った著書もあり、「タイムズ」紙の報道を踏まえるといずれにせよ、夫人が遅刻で失職したことは事実と考えられる。昨年は多数の公務に臨み、今年も中心メンバーとして積極的な露出が予想されている夫人だが、社交界デビュー時の若かりし日には“うっかりミス”もあったということだろう。
(Hint-Pot編集部)