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ヘンリー王子とウイリアム王子両夫妻の関係に改善の兆し? 7月に再会との予測
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ウイリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻の確執が取り沙汰されて久しい中、このほど王室専門家は2組の関係は改善されつつあると指摘。コロナ禍の状況次第ではあるが、7月1日に実施予定のダイアナ元妃生誕60周年を祝う銅像除幕式で2組が再会するだろうと予測している。昨年3月にはヘンリー王子夫妻最後の公務でキャサリン妃がメーガン妃を無視したとして話題になったが、実現すればそれ以来の再会。一世を風靡した「ファブ4」(素晴らしい4人組)揃い踏みとなるのだろうか。
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「クリスマス休暇時に両夫妻が連絡を取り合ったのは事実」と専門家
米雑誌「ヴァニティ・フェア」の王室担当編集者で王室専門家のケイティ・ニコール氏はこのほど、インターネットテレビ局「トゥルー・ロイヤリティTV」の番組「The Royal Beat」に出演。ウイリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻の再会は、7月1日に実施が予定されているダイアナ元妃の銅像除幕式が有力であるとした。
同番組を特集した英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、ニコール氏は確かに両家の間には現在も解決すべき問題が残されており、かつてのような仲の良い兄弟へと完全に戻るということはないかもしれない、加えて現在の両家には地理的な問題もあると説明したという。しかしその一方で、最近の両夫妻の関係については、次のように述べた。
「クリスマス休暇時に両夫妻が連絡を取り合ったのは事実です。プレゼントを交換し、ビデオ通話で互いに近況を報告しました。両家の関係は改善されつつあり、今年7月1日に4人が勢揃いしてダイアナ元妃の銅像設置に立ち会うことになると思っています」
ニコール氏によれば、ヘンリー王子は昨年1月8日に“王室引退”を表明しており、昨年の今頃、両夫妻が会話を交わすことはなかったようだ。また、弟に激怒していたウイリアム王子は、エリザベス女王から同月13日の家族会議前にランチの提案を受けていたが、「弟と同じテーブルには座れないと」断固拒否したという。さらに、昨年3月の「コモンウェルス・デー」の式典では、キャサリン妃がメーガン妃を無視したとも報じられた。
しかし、時を経て両家の交流は再開され、雪解けの兆しが見えてきたようだ。コロナ禍によって先行きは不透明だが、母ダイアナ元妃に関する式典で兄弟が再会し、関係がさらに改善されれば、これほど劇的なこともないだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)