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仕事に行きたくないと思うことがある人は91.2% 「口うるさい上司と毎日会いたくない」
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懸命に働く毎日、就寝前や起床後にふと感じる「仕事に行きたくない」気持ち。皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか? では、そう感じた理由とは一体? 働く男女を対象にした調査から、仕事に行きたくない理由や行きたくない時の対処法などを見てみましょう。共感する回答がきっとあるはず!
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「パワハラの上司がいて、一日中怒られるから」
株式会社ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は2020年12月、10~60代の働く男女500人を対象に「仕事に行きたくない理由」や「行きたくない時の対処法」についてのアンケート調査を実施しました。
まず「仕事に行きたくないと思うことがある」という設問では、何と91.2%に当たる456人が「YES」と回答。そこで、「YES」と回答した人にその理由を尋ねてみたところ、納得のランキング結果となりました。以下、具体的な内容に関する回答と併せて見てみましょう。
○1位:「人間関係に悩みがある」(155人)
「パワハラの上司がいて、一日中怒られるから」(30代・男性)
「口うるさい上司がいるから。毎日会いたくないし挨拶もしたくない」(20代・女性)
「先輩が理不尽な性格で、自分や同僚、上司に対しても態度が悪く、嫌悪感があるため」(20代・男性)
やはり、上司や先輩といった目上の人間が悩みの種のようです。苦手な相手とはなるべく関わらずに過ごしたいですが、仕事となるとなかなかそうもいきませんよね。仕事に必要な指導は確実に存在するため、言い方などによって個人的な感情のもつれに発展することも。下には下の、上には上の苦労があります。
○2位:「やりたくない仕事がある」「起きるのがつらい」(ともに50人)
【やりたくない仕事がある】
「嫌なクライアントに連絡を取らないといけない日に行きたくないと思う」(40代・男性)
「大きなプレゼンが控えている時や、苦手なお客様との商談がある日は、プレッシャーを感じて行きたくなくなる」(30代・女性)
苦手な人がいるという点では1位の「人間関係に悩みがある」と近いですが、相手がクライアントやお客様なら、仕事が終われば解放される一時的なものとも言えます。とはいえ、苦手な相手にあえて立ち向かわなければならない状況は気が重いものですよね。
【起きるのがつらい】
「朝起きるのが苦手で布団から出たくないため」(40代・女性)
「暑くなったり寒くなったりすると、もう少し寝ていたいという気分に襲われる」(50代・男性)
こちらも同意する人が多いのではないでしょうか。仕事に対する不満などがなくても、布団の中が心地よすぎて「このままでいたい……」と感じてしまう瞬間、たまに(頻繁に?)ありますよね。「安心感と温もり」を求める気持ちは本能的なものかも?
○4位:「仕事が忙しい」(44人)
「仕事量が多く、絶対に残業しなければいけないと分かっている時」(20代・女性)
「繁忙期で業務が立て込んでいる時」(60代・女性)
「終わりの見えない作業があったり、納期に間に合うか不安な業務がたまっている時」(30代・女性)
あらかじめ多忙が分かっていると、憂鬱になったり不安になったりする気持ちから、仕事に行きたくないと思う人が多いようです。嫌々ながらも仕事に行くと、いつの間にか夢中でタスクをこなしているケースもありますよね。「やりたくない」と暗い気持ちになるより、いっそ無心になって集中する方が得策なのかもしれません。