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“鬼のお面”フェイスシールド登場! 町工場が開発に込めた真の願いとは

著者:Hint-Pot編集部・佐藤 佑輔

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町工場が開発した“鬼のお面”フェイスシールド【写真提供:たからセルロイド】
町工場が開発した“鬼のお面”フェイスシールド【写真提供:たからセルロイド】

 節分といえば立春の前日。今年の立春は2月3日のため、節分は2日となります。これは1897年以来、実に124年ぶりのことだそう。“節分は3日”というイメージもあり、少し違和感を覚えますよね。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大状況から、すでに中止となっている豆まきイベントがも多いようです。例年とは違う節分になりそうですが、そんな中である町工場が開発したユニークな“厄除けグッズ”が話題を呼んでいます。

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鬼のお面がプリントされたユニークなフェイスシールドを開発

 節分の行事と聞いて真っ先に思いつくのは、「鬼は外、福は内」の声とともに豆をまく行為。節分という言葉には「季節を分ける」という意味があり、かつては春夏秋冬に合わせて年に4回行われていたそうです。現在は2月の節分だけが定着しており、この時期の小売店などには鬼のお面と福豆が店頭に並びます。

 そこで愛知県名古屋紙に本社を置く印刷会社「たからセルロイド」はこのほど、2021年ならではといえるユニークな“厄除けグッズ”を開発しました。それは、鬼のお面がプリントされた仮装用フェイスシールド。同社は昨年のハロウィンでもカボチャがプリントされたフェイスシールドを作りましたが、社長の遠藤友貴信さんによると「売り出しが遅く宣伝をほとんどしていなかったので、たまたまネットで見てくれた方が少し買ってくれたくらい」だったそう。

 今回の鬼のお面フェイスシールドは“満を持して”の登場といえるかも? とはいえこの状況下を考えると、フェイスシールドがあるからといって大勢が集まるイベントはおすすめできません。同社が開発時に抱いた真の願いとは、このフェイスシールドで暗い世の中に明るい話題を届けることだそうです。

「みんなで集まってワイワイ楽しむことは、なかなかはばかられるご時世です。実際にこれを着けて豆まきをするかはさておき、少しでも笑えたり、明るく楽しめたりするようなことがあればいいなと考えています」(遠藤社長)

 ネタの1つとして、笑いを取ることもできそうなアイテムですよね。大勢で集まることは引き続き自粛が必要ですが、職場のビデオ会議などで披露してみても和やかな雰囲気が生まれそうです。またご家庭では、「鬼も感染予防に熱心だよ!」と子どもの意識づけに使えるかも?

 何かと暗い話題の多い世の中が少しでも明るくなるよう、町工場も日夜アイデアを絞っています。豆まきの目的とは邪気などを追い払うこと。この抜群のアイデアで、今の私たちを襲っている「鬼」である新型コロナウイルスも早々に退散してほしいものですね。

(Hint-Pot編集部・佐藤 佑輔)