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ダイアナ元妃が「パパラッチから守ってくれた」 双子の姪が語る“伯母”の素顔
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ダイアナ元妃の姪で双子のイライザ・スペンサーさんとアメリア・スペンサーさんが英雑誌「タトラー」3月号の表紙を飾り、話題を呼んでいる。2人は同誌のインタビューで元妃がパパラッチから守ってくれたことや、子どもの心を読む才能に長けていたことなどを語った。
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双子の姉妹は元妃の弟チャールズ・スペンサー氏の娘
イライザさんとアメリアさんは、ダイアナ元妃の弟チャールズ・スペンサー氏と最初の妻ヴィクトリア・エイトキンさんの間に誕生した双子。現在は28歳で、1997年に元妃が自動車事故で亡くなった当時は5歳だった。2人は「タトラー」誌のインタビューで“民衆のプリンセス”として世界に愛された元妃の素顔の一端を明かしている。
同誌の内容を報じた英大衆紙「デイリー・メール」によると、イライザさんにとって元妃は普通の伯母。2人は長く南アフリカで暮らしていたこともあり「当時の伯母が世界的に有名な女性だということには気付きませんでした。彼女(ダイアナ元妃)は純粋に私たちの伯母だったのです。彼女を失ったことの意味を理解したのは、ずっと後になってからでした」と振り返る。
接した期間は短かったが、イライザさんには強い印象を残したようだ。「子どもの心を読む才能に長けていました。私たちと接している時、常に楽しませようと心がけていたと思います。本当に温かく、母性愛にあふれた伯母でした」と語っている。
イライザさんはさらに当時のエピソードを披露。元妃と南アフリカのヌールトフックにあるビーチを訪れた時、パパラッチが近寄ってきたという。
「幼い私たちは何が起きているか理解できず、明らかに恐怖を感じていたと思います。そんな時に伯母は、誰が最初に車に戻ることができるかというゲームを提案したのです。怖がらせずに私たちを守ってくれました」
機転を利かせてパパラッチによる“被害”を回避した元妃。鮮烈な思い出は姉妹の記憶にしっかり刻まれているようだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)