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カミラ夫人の意味深な動画が話題に 映り込んだ絵画の意味とは
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自身の新たなプロジェクトであるオンライン読書室「The Reading Room」を今月15日からスタートさせたカミラ夫人。そのプロジェクトの公式インスタグラム(duchessofcornwallsreadingroom)がこのほど、新たな動画を公開し話題となっている。何でも、親密な関係にあるとされるエリザベス女王へのさり気ない気遣いが垣間見える瞬間があったという。
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昨年末に愛犬を亡くした女王を励ます演出?
カミラ夫人は現地時間28日に公開された動画で、全国的なロックダウンが続く英国での“読書を取り巻く状況”に言及。コロナ禍で多くの人々が本を手に取るようになったことを読書の「ルネサンス(復興)」と表現し、厳しい社会状況の中でも読書を大切にする習慣が「続いてほしい」と期待を述べた。
夫人は今月中旬に公開されたポートレートと同じ服装をしており、動画は同日に撮影されたものと思われるが、この動画に映ったあるものが話題となっている。
それは、額縁に入れられた「コーギー」の絵画。動画冒頭、夫人が映し出される前のほんの一瞬、そして最後には「The READING ROOM」というタイトルテロップの背景として、同じ絵画が映り込んでいる。ピントは合っていないものの、明らかに意識的に組み込んでいることが分かる。米誌「ピープル」はこの様子について、夫人が「エリザベス女王へのさり気ない気遣いを示した」と伝えている。
女王は、コーギー犬の愛好家として知られ、これまでに計30匹以上を飼育してきた。18歳の誕生日にプレゼントとして贈られた「スーザン」の血筋を絶やさないように育て、2012年には「モンティ」「ウィロー」「ホリー」の3匹とともに、ロンドン五輪開会式の映像に出演して話題を呼んだ。
しかし、昨年末にはウェルシュ・コーギー・ペンブロークとダックスフンドの交配種であるドーギー犬「バルカン」の死という悲劇に見舞われてしまい、残された犬は1匹だけに。この時、王室関係者は、「愛したペットを亡くすことによる悲しみは明らかです」と女王の深い落胆を明かしていた。
夫人もまた“愛犬家”として有名で、「べス」と「ブルーベル」という2匹のジャックラッセルテリアを飼っている。だが、動画には女王が愛する犬種、コーギーの絵画が入れこまれていた。この演出はやはり、女王と夫人の親密な関係を示すものであると同時に、愛犬家である夫人だからこそ寄せられた女王への気遣いだったのかもしれない。
(Hint-Pot編集部)