キャサリン妃は現地時間1月31日、夫妻の公式SNSにメッセージ動画を投稿。翌日から英国で始まる「子どものメンタルヘルス週間」について呼びかけた。基本的に固定されたカメラに向かって話すことの多い妃だが、何とこの度の動画はアップの“自撮り”。妃はニット帽とキルティングジャケットの“冬ファッション”を披露した。めったに見られない動画に大きな注目が集まっている。

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英紙は妃の装いを「足が地についた」と称賛

“セルフィー”という珍しい方法で撮影されたこの度のメッセージ動画。英大衆紙「デイリー・メール」によると、ウイリアム王子夫妻一家が現在暮らす私邸アンマー・ホールで撮影されたものだという。

　そして、屋外での撮影に臨んだ妃は、ボンボンが特徴的なネイビーのニット帽と、同色のキルティングジャケットというカジュアルな装いで登場。同紙によると、ジャケットは英ブランド「バブアー」のもので、価格は160ポンド（約2万3000円）だという。このお手頃価格のファッションについて、同紙は「足が地についたキャサリン妃！」と称賛した。

　現地時間2月1日から始まる「子どものメンタルヘルス週間」は、子どもや若い人たちの心の健康の重要性について啓蒙するためのもの。これを主催するチャリティ団体「Place2Be」のパトロンを妃が務めるため、今年のテーマである「自己表現」に合わせたメッセージを寄せた。

　妃は「写真やアート、また音楽など、自分自身が心地よいと思うものを見つけてください」と発言。続けて、「子どもたちのためにも私たち（親）は心身ともに最高の状態にいる必要があるのです」と語り、子どもの心の健康のために親が自分を表現できる方法を通して、まず健康的な状態でいることの重要性を強調した。これは昨年妃が実施した幼児期調査で、親が子育てにおいて自分自身へのケアを難しいと感じていると分かったことが理由だという。

　同紙のコメント欄には、「魅力的な女性で真の王妃」「ケイト（キャサリン妃の愛称）は本当の王族、素敵な女性です」「私はケイトが好き。彼女（キャサリン妃）はとても保守的です。裕福な親がみんな良い親とは限りませんが、彼女は安定した良い母親です」など、飾らない妃の姿に称賛の声が殺到。

　ジョージ王子とシャーロット王女、そしてルイ王子と3人の子どもの母親であるキャサリン妃。子どもの心身を守ろうとする世間の父親と母親に対し、親しみやすいファッションとともにメッセージを発信し、思いを寄せたようだ。

（Hint-Pot編集部）