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チャールズ皇太子とウイリアム王子に「メグジット」効果 親子仲が深まったと専門家

著者:森 昌利

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ウイリアム王子とチャールズ皇太子【写真:Getty Images】
ウイリアム王子とチャールズ皇太子【写真:Getty Images】

 1936年にエドワード8世が退位して以来の衝撃となった、「メグジット」ことヘンリー王子とメーガン妃の“王室引退”。2人が英王室の主要メンバーから離脱したことで、その影響の大きさが伝えられている。特にウイリアム王子に関しては、物理的に公務の負担が増しただけではなく心理的な負担も増大と報じられた。しかし、「メグジット」には良い効果もあったようだ。王室専門家はチャールズ皇太子とウイリアム王子の関係性にプラスの働きがあったと明かしている。

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親子の関係は「より強固で円熟したものになった」と専門家

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、このほど「メグジット」によるプラスの効果について語ったのは、「メール・オン・サンデー」紙の英王室記者であるエミリー・アンドリュース氏。同氏によると、ヘンリー王子夫妻の“王室引退”を機に、公務を通じて「チャールズ皇太子とウイリアム王子の関係はより強固で円熟したものになった」という。

 ヘンリー王子夫妻の“王室引退”後の処遇については当初、チャールズ皇太子は夫妻の「半分英国・半分米国」の生活を認めていたという。しかし、サンドリンガムでの“王室引退”会談時にエリザベス女王とウイリアム王子がこれを不支持。結局、皇太子は夫妻に英国での生活を諦めることと公爵・公爵夫人の称号について使用禁止を伝えた。

 人気者とされたヘンリー王子夫妻が英国で公務をする機会がなくなったことで、その穴を埋めようという共通の意識が皇太子とウイリアム王子の間で働いたということだろう。

 また、皇太子とウイリアム王子の関係性が強固になった背後には、キャサリン妃が2人の仲を健気に取り持ったエピソードもある。

 それは昨夏のこと。アンドリュース氏によると、妃はジョージ王子7歳の誕生日前に、家族の休暇が終わるよう予定を組んだという。その理由は、皇太子が間違いなく孫息子にプレゼントを手渡しできるようにするため。こうした“できる嫁”の気遣いもあり、親子の仲はさらに深まったということだろうか。

「メグジット」によって強固で円熟したものになったチャールズ皇太子とウイリアム王子の親子仲。エリザベス女王の退位も噂される仲、その関係性は英王室においてますます重要となりそうだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)