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愛猫のルーティンワークにイケメン格闘家がほっこり 3匹のこだわりは?
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3月13日(土)に開催される「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座決定戦」(東京・後楽園ホール)で、KING強介選手とチャンピオンの座をかけて戦うプロキックボクサーの小笠原瑛作選手。当初は実兄・裕典選手との対戦が予定されていましたが、兄の階級変更により兄弟対決はお預けとなりました。2人分の思いを胸にベルトを目指す瑛作選手にとって日々の活力になっているのが、15歳の「レオン」くんと2歳の「ヒメ」ちゃん、1歳の「ルナ」ちゃんの愛猫3匹による応援団です。試合に向けてロードワークなどのルーティンを黙々とこなす瑛作選手のように、3匹の小笠原キャッツには何か決まってすることがあるのでしょうか。14回目を迎える「ねこ通信」は「ルーティン」を探ります。
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小笠原キャッツの朝はお父さんの部屋から始まる
納豆を毎朝食べる。靴下をはく時は必ず左足から。毎日5キロ走る……。食事や生活スタイル、スポーツなど、日々同じことを繰り返す「ルーティン」を持っている人は多いでしょう。キックボクサーとして活躍する瑛作選手にとっては、ジムで毎日トレーニングすることがルーティンになっています。
では、YouTubeチャンネル「The Ogasawara Family and three cats」でもおなじみ、小笠原家に暮らす3匹の愛猫、レオンくんとヒメちゃん、ルナちゃんにルーティンはあるのでしょうか。
「3匹が朝起きてからごはんを食べるまでの流れは、毎日ほぼ一緒。朝の光景がある意味、ルーティンかもしれませんね」
小笠原キャッツの朝は、瑛作選手のお父さんの部屋に全員集合することから始まります。ヒメちゃんとルナちゃんの女子コンビは、元々お父さんの部屋で寝ることが多いそう。最年長のレオンくんだけは、寒い夜に瑛作選手のベッドへ潜り込むため、朝になるとお父さんの部屋に向かうのだとか。「父が目を覚ますと大抵レオンは足元にいて、ルナは必ず枕元からジッと顔を覗き込んでいるそうです」と瑛作選手は笑います。
「父が起きて1階の台所に降りてくると、3匹は朝ごはんの時間。この時、フードを求める順番が決まっているんです。一番初めにごはんを要求するのはヒメ。その後で、妹分のルナが『私もごはんちょうだい』って台所に来て、最後はレオンがノソノソと2階から降りてきます。この流れは毎日ほぼ変わりませんね」
小笠原家にやってきた時期こそ違う3匹ですが、今ではすっかり仲良しトリオ。ごはん時のように、1匹が何かを始めると他の2匹が続きたがる傾向があるそうです。ブラッシングの時もまったく同じで「誰か1匹をブラッシングしていると『私も! 僕も!』って必ず集まってきます」とのこと。
トイレ掃除をするお父さんをジッと見つめるルナちゃん 終わるやいなや…
2歳のヒメちゃんと1歳のルナちゃんに比べれば、15歳のレオンくんはおじいちゃん。ヤングな2匹より昼寝をする時間こそ長いそうですが、動きは「意外と速いんですよ」と瑛作選手。どうやら、メリハリの効いた動きで体力を温存しているようです。
「ヒメやルナを追いかける時は、今でもすごいダッシュです。でも、それ以外はノソノソ動く。よく見ていると、省エネで無駄な動きをしないんです。おもちゃで遊んでいる時も最初はジーッと見ていて、絶対に手の届く範囲に来た時だけ動く。自分の距離に入ってくるまで動かないんです」
またレオンくんは、ヒメちゃんやルナちゃんが食べ残したごはんをつまみ食いする時も、無駄のない動きを見せるとか。
「ヒメとルナのごはんは台所の床ではなくカウンターに置いてあるので、ジャンプして上らないといけないんです。いつも尿路結石予防用の味気ない療養食を食べているレオンは、たまに盗み食いをしたくなるんですね(笑)。でも、ジャンプするのはごはんが残っている時だけ。ごはんがあるかどうか見えないのに、匂いで分かるのかな。そこでも無駄うちはしませんね」
省エネのレオンくんに比べ、瑛作選手が「とにかく無駄な動きが多い」と笑うのは元気いっぱいのルナちゃん。そんなルナちゃんには、少し変わったルーティンがあります。
「父がトイレを掃除する様子をジッと見ていて、掃除が終わると真っ先に用を足すという……(笑)。あとはスーパーのレジ袋とかゴミ袋とか、新しいプラスチック製バッグをやたら舐めますね。何か理由があるのかと思って、ネットで調べたんですけど、結局分かりませんでした」
さて、皆さんの猫は何かルーティンを持っていますか?
(Hint-Pot編集部・佐藤 直子)