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コロナ禍でも複数回の引っ越し ヘンリー王子夫妻はイメージ形成に“失敗”と専門家

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 昨年3月末の“王室引退”後は米国に移住し、現在は15億円超とされるサンタバーバラの豪邸で長男アーチーくんとともに悠々自適な生活を送るヘンリー王子とメーガン妃。“引退”後の総収入は400億円超とも報じられるなど、米国での生活はまさに順風満帆なようだ。しかし、そんな夫妻に対し、イメージアップに「成功していない」と主張する専門家が現れ話題となっている。

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コロナ禍でも夫妻は豪邸から豪邸へ引っ越し

 王室ジャーナリストのダニエラ・エルザー氏はこのほど、ニュージーランド紙「ニュージーランド・ヘラルド」に寄稿。夫妻のイメージ作りについて否定的な見方を示した。

 同氏が指摘したのは、ヘンリー王子夫妻の“現実離れした感覚”だ。コラムではまず、「今回のパンデミックで英国では死者が10万人を超え、米国では42万5000人以上の死者が出ています。また失業の嵐が吹き、食事にも困るような貧困が進んでいます」とコロナ禍について言及。その上で「20億円クラスの豪邸から豪邸への引っ越しが『大変だった』と文句を言うカップルに同情する人などいません」と痛烈な言葉を並べた。

 この批判は、非公式伝記「Finding Freedom(自由を求めて)」に書かれた“メーガン妃の苦労談”に反応したもの。過去1年間で4回も住居を変えなければならず、子育てに大変苦労したという部分だ。

 確かに現在の世界では新型コロナウイルスが猛威を振るい、経済的にも大混乱が生じている。このため、多くの人々が不安定な未来に対する不安を大きく膨らませている状況だ。夫妻は英ロンドンのフロッグモア・コテージから数えれば5か月間で3回も引っ越しているが、この状況下で「本当に大変だった」と文句を言われても、世間からの同情は集まらないだろう。また、これでは好感度も上がるわけがないと言える。

 ロンドンから連れてきたアーチーくんのナニーが、渡航禁止となる前に英国へ帰ってしまったことはつらかったかもしれない。ただそれでもやはり、一般人の苦労からすればヘンリー王子夫妻の生活が豪華絢爛であることは間違いない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)