どうぶつ
灯籠から顔を出す元保護ねこが海外からも大反響 「うちにも来てほしい」
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ねこは狭い場所が好き。箱やかごの中など、体がすっぽり収まる場所を見つけるとすぐにもぐりこみますよね。それはどうも、家の中だけとは限らないようです。庭にある立派な石灯籠にもぐりこんだねこのおしりをツンツンする動画がツイッターで話題になっています。YouTubeチャンネル「ねこおでん」やツイッターで実家にいる元保護ねこ5匹と自身の愛猫の日常を投稿している、飼い主のねこおでん(@neko_oden123)さんに話を伺いました。
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鈴の音にも癒される! 日本らしい組み合わせが素敵
石灯籠の中にもぐりこんだサバ白ねこの「あんこ」ちゃん。開口部におしりを向ける無防備な姿だったため、飼い主さんは思わず指先でツンツンしてしまいました。すると、ちょっと驚いたように体を跳ねさせると、狭い空間でぐるっと一回転して顔を出します。「びっくりするからやめて」と言わんばかりの顔をしてそのまま飼い主さんを見ない様子は、ちょっとスネているようにも?
飼い主さんのいたずらとその反応を収めた短い動画ですが、シンプルな中にもあんこちゃんの何気ない愛らしさがぎゅっと詰まった一本です。首につけている鈴が小さく鳴る音も癒し効果抜群。実はあんこちゃん、飼い主さんの実家で飼育されている元保護ねこ5匹のうちの1匹。以前から石灯籠の中に入るねこを“猫神様”と呼んでいるそうです。
そこで「猫神様のお尻をツンツンしてみた」とのコメントを添えてツイッターに投稿されると、約14.2万件の“いいね”が集まりました。コメントはそのかわいさを絶賛する内容はもちろん、「うちのネコも石灯籠好きで入ってた」「猫って灯籠に入るよね」など同志の皆さんや「鈴つけた猫 久しぶりに見た」「おっきい鈴付けとるん可愛い」といった鈴に反応した皆さんからも。さらに“石灯籠とねこ“という日本風テイストゆえか、海外の愛猫家も反応していました。
さて今回の“猫神様”ことあんこちゃん。飼い主さんによると2歳の女の子で、命名者はお母様だそうです。出会いのきっかけは妹さん。「妹が勤務先付近の空き地で、迷いねことなっているところを保護しました。母ねこの姿もなく、はぐれてしまったのだと思います」とのこと。今では他の保護ねこ4匹と仲良く暮らしています。
「1日中、お庭で遊んでいることもあるし、部屋で爆睡していることもあります。基本的には誰か家にいるので、敷地内を自由に出入りできるようにはしています」と飼い主さん。5匹のねこたちは日向ぼっこをしたり、お家の中ででふかふかのお布団に寝てみたり。気の向くままののびのびとした、安全な生活を送っています。
(Hint-Pot編集部)