漫画
ごはんの合図で食卓へ来ない夫にイラッ あるある漫画に共感殺到「ほんと腹立つ」
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最高の状態で食べてほしい! せっかく料理をするからには、そう考えている人が多いでしょう。「ごはん、できたよ!」は、まさに一番おいしい状態の合図なのです。しかし、呼んでもなぜかすぐに食卓につかない人は意外と多いようで……。「これされてイライラしてる世の中の奥さん達を代表して四の字固めキメといたよ」と添えられた、あるある漫画が大きな話題になっています。作者のツボウチさん(@pullalongduck)さんに話を聞きました。
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熱々のチーズハンバーグが冷めていくのが許せない! 共感続々
漫画はおいしそうなチーズハンバーグが完成したところから始まります。上手に焼き上がったハンバーグを盛り付けながら、ソファーでくつろいでいた夫に「ごはんできたよ~」と声をかける作者。すると夫はその言葉を合図に、食卓へ直行! は、せず……。なぜか靴下を履いたり、トイレに行ったりと別の用事を片付け始めます。
作者は黙ってその様子を見つめています。こうしてようやく用を足し、ダイニングチェアに座って「よし食べよう!」と声をかけてきた夫。しかし次の瞬間、夫が手に取ったのは箸ではなく、テレビのリモコンでした。熱々のチーズが冷めていくのをいい加減我慢できず、堪忍袋の緒が切れた作者は夫に「ハンバーグ冷めるやろがッッッッ!!」と四の地固めを掛けるのでした。
漫画が公開されると、共感が殺到。「これされるとほんと腹立つ」「これパスタとかでも思いますよね。麺は生きもんやいうとるやろがーーー!!!!って毎回キレ散らかしてしまいます」「めっちゃくちゃわかります。なぜ先に済ませておかない・・・!」など、多くの人が怒りの声を上げています。
食べる側としては、「自分の好きなタイミングで食べて何が悪い」と思うかもしれません。しかし、調理する側は献立を立ててから、買い物、調理までとても多くの時間を費やします。また、調理中もおいしい状態で食べてもらえるよう出来上がりの順番を考えたり、完成間近から「もうすぐできるよ」と声をかけて心の準備をうながしたりと、さまざまな工夫をしています。
自分の時間を費やして調理をしてくれる人に対して、「自分のタイミングで」と自身の都合ばかりを優先するのはとても失礼なこと。呼ばれたらすぐに食卓につき、最高の状態を一緒に味わうというのは、食べる側の最低限の心遣いなのではないでしょうか。