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メーガン妃が今夏米国に残る“事情” 非公式伝記本の著者が説明
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フィリップ殿下100歳の誕生日やエリザベス女王の誕生日を祝う式典「トゥルーピング・ザ・カラー」、ダイアナ元妃の生誕60周年とビッグイベントが続く今夏の英王室。ヘンリー王子がこれら行事に出席するとみられている一方、メーガン妃は米国に残る方針であることが報じられている。そこで妃の欠席について、妃の“応援団”との異名も持つオミッド・スコビー氏が英誌に事情を説明した。
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コロナ禍で一家3人の帰国は困難と王室作家
オミッド・スコビー氏といえば、夫妻の非公式伝記「Finding Freedom(自由を求めて)」の共同執筆者。先日はメーガン妃の“名前変更騒動”で夫妻側のコメントをTwitterに投稿し、相変わらずの“応援団”ぶりを発揮していた。やはり夫妻とは近い位置にあると考えるべきだろう。
そんなスコビー氏がこのたび、メーガン妃が米国に残る“事情”について英雑誌「OK!」に語った。同氏は、妃が王子に同行しないことについて「王室メンバーに対して冷たい態度を取っているわけではありません」と主張。あくまでも「新型コロナウイルス感染症による渡航制限のため」だとした。
また、夫妻が新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませていないことやアーチーくんを連れての旅行が難しいことも理由として挙げた。つまり、王子の単独帰国であれば大きな支障はないかもしれないが、これが一家3人となると話は別。コロナ禍でなければ、妃も間違いなく同行するものとみているようだ。
さらに同氏は、妃がキャサリン妃と最初に会った時とされるディナーで、「スマイソン」のノートをキャサリン妃に贈り、キャンドルを持参したエピソードを紹介。妃は友人や家族に思いのこもったプレゼントを贈る人物であるとし、「不仲」が噂されるキャサリン妃との関係も修復できる可能性を示唆した。また夫妻の長男アーチーくんはビデオ通話が大好きで、「女王は封鎖中ずっと通話を楽しんでいる」という。
一方で妃の英国渡航に関しては先日、王室関係者が「コモンウェルス・デー」の二の舞となることを不安視していると報じられた。これは昨年3月にウェストミンスター寺院で行われた式典のことで、 “王室引退”前の王子夫妻にとっては最後の公務。当時はウイリアム王子夫妻との緊張関係などが注目を集めた。
スコビー氏は「彼ら(ウイリアム王子とヘンリー王子)の関係が癒されたと言うのは間違いですが、2020年は彼らに多くの会話をもたらしました。たとえば、チャールズ皇太子とウイリアム王子が新型コロナウイルスに感染した時です」とも述べており、“不和”を前提としている部分も気になるところだ。妃が英国へ渡航することで、ロイヤルファミリー内での“不和”がまたしてもマスコミに騒がれる恐れは大いにある。
仮に妃が渡航できた場合、同氏が主張するように人間関係が改善される可能性もあるのだろうか。それにしても最近の同氏は、妃の“応援団”というよりスポークスパーソンのようだ。
(Hint-Pot編集部)