仕事・人生
【私の家族】安斉かれんの“愛すべきペット”がいる日々 犬とハムスターと熱帯魚と
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愛犬ゼロくんは大阪や老夫婦の元へ行っていた可能性も 間一髪で私の子に
ゼロがウチに来たのは、19年5月18日。私はその直前の5月1日――令和元年の元日にデビューしたんですね。ゼロは歌手としての私とタメなので、令和の「レイ=ゼロ」で「ゼロ」と名付けました。ウチに来た時は3か月に満たず、ちっちゃくてかわいかった! 整った顔のかわいさじゃなくてブサカワイイ(笑)。今では5キロぐらいに成長し、すっかり貫禄がついています(笑)。
最初は実家と同じように、チワワと暮らしたいなって思って、ペットショップのホームページとかブリーダーさんのインスタグラムを見ながらずっと探していたんです。でも、なかなか「この子!」と思える子が見つからなくて。「ミックスもかわいいな」とペキチワも見始めて、3か月ぐらいしたある日、高円寺のペットショップのインスタで生後3か月のゼロを見つけ「かわいい!!!」って思って、すぐその日にお店に行ったんです。
ところが、お店に入っても姿が見えない。店員さんに聞いたら、「大阪の方が興味をもっているので、今夜、大阪に移動する予定なんです」って言うんですよ。店の奥にいるゼロに会わせてもらったら、インスタで見たまんま、めちゃめちゃかわいい! それで「大阪の方はまだ決めたわけじゃないんですよね?」って確認して即決させてもらいました。
早速お店で抱っこしていたら、老夫婦がお店に入ってきて、「私たちもこの子を気に入って、迎えたくて来たのに」って泣き出してしまって……。だから、ゼロは間一髪で私の子になったんです!
息子のようにかわいい愛犬 いなくなる時のことを考えると悲しい
外から帰って、ゼロがシッポを振って迎えてくれる時が一番の癒しですね。家の中ではほとんどずっと一緒。私がソファでテレビを観る時は、私の左腰当たりが定位置。頭の上に座ってくることも(笑)。眠くなると、私に邪魔されないようにベッドの布団の中にもぐり込んで寝て、眠いのに起こされると「何?」って“地獄みたいな顔”でにらんでくる(笑)。
でも、遊んでほしい時はオモチャをくわえてきて、私の前にわざと落として、じっと私の顔を見ています。「今は遊べないよ」というと「ウッ!」って怒ったり、ショボンとしたり。超マイペースで、人間だったら絶対B型ですね! B型の私にそっくり(笑)。
すごく頭が良くて、朝はゼロが起こしてくれるんです。アラームを2分置きに鳴るように設定しているんですけど、アラームが鳴るまでは絶対に起こさない。鳴っても私がなかなか起きないと、「起きて」って前足でシュッシュッと私にタッチしてくるんです。大人しくてムダ吠えはしないんですけど、ドラマ「M」のオンエアを見てたら、かれんの声に気付いたのか、「ワン!」と反応していましたね。
小型なため運動は家の中だけで大丈夫ならしいですが、散歩は2日1回、家の周りを15分は歩くようにしています。また、食事は1日2回。ドッグフードとか缶詰にワンコ用のふりかけをかけてあげたり、緊急事態宣言で家にずっといた時はYouTubeでレシピを調べて、ニンジンやキャベツを茹でてごはんを作ってあげました。でも、ホントに時間がない朝とかは、「ごめん、今日はこれを食べてね!」ってドッグフードだけで我慢してもらうこともあります。
ゼロは私にとって息子みたいな存在。最近ドッグカメラの「ファーボ」を使って、私がいない時のゼロの様子を見始めたんですけど、仰向けにひっくり返って寝てますね。枕に頭を載せて寝ていることも(笑)。自分のことを犬だと思ってないんじゃないかな?
もうゼロのことが大好きすぎて、ゼロがいなくなる時のことを考えると、「どうやって生きていったらいいんだろう!」って今から悲しくなります。小型犬の寿命って14歳ぐらいですよね? パパが「ゼロが10歳になったら、もう1匹飼ったほうがいい。1人残されたら悲しいから」って言うんですよ。10年後の私は31歳。自分の本当の子どもがいるのかな……。あ~、でもどうして、犬の命はそんなに短いんだろう!
(中野 裕子)