インタビュー

【私の家族】空前の“プリンセス・メグ”ブームから17年 元バレー日本代表・栗原恵さんを癒やす保護猫2匹との生活

著者:中野 裕子

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元プロバレーボール選手の栗原恵さん【写真:山口比佐夫】
元プロバレーボール選手の栗原恵さん【写真:山口比佐夫】

 バレーボール選手時代は“プリンセス・メグ”と呼ばれ、かわいらしさと実力を兼ね備えた選手として日本の女子バレー界を盛り上げた栗原恵さん(36)。2019年に現役を引退し、現在は解説者、スポーツコメンテーターとして活動。プライベートでは保護猫2匹との生活をスタートさせた。「縁(えん)」「紬(つむぎ)」と名付けたアメリカンショートヘアとの生活はインスタグラムで好評を得ているが、保護猫を引き取った経緯はどういうものだったのだろうか。栗原さんに聞いた。

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不安を抱えながらも…保護施設から兄弟猫を2匹一緒にお迎え

 縁と紬は“2人”とも男の子で兄弟なんです。昨年の7月、生後2か月でうちに来ました。犬猫の保護団体のインスタで出逢って、一目惚れしました。でも、猫ちゃんを飼ったことがなかったので、4日ぐらい悩んでいました。仲の良い友達に「ちゃんと飼えるかな」と何気なく話したら、「それは運命だから、絶対迎えた方がいいよ!」と言ってくれて。自信を得て、その日の夜に里親希望を団体にお伝えしました。

 弟の紬にはもう里親希望者が現れていて、私はお兄ちゃんの縁の里親に、と団体の方にお伝えしました。でも、団体側としては「2人は幼い時からずっとくっついているから、できれば2人一緒に引き取ってくれる方に」と希望していたんですね。縁と紬は不衛生な環境にいたところを保護されたそうで、面倒を見ていたボランティアの方も「できれば引き離したくない」とおっしゃっていたそうなんです。

 紬の里親希望の方は「2人一緒は難しい」ということで、私に打診されました。「一緒に遊んだり寝たりしてくれるので、一緒の方が手はかかりませんよ」って。でも、責任を伴うのでハードルが高い。ブリーダーをしている知り合いに「幸せにしてあげられる自信がない」と相談したら、「猫ちゃんたちの方が、栗原さんを幸せにしてくれるから大丈夫」と背中を押してくれました。

 譲渡の時、ボランティアさんが「お譲りする前に爪を切っておきましょう」とカゴから1人ずつ出して爪を切ろうとした途端、不安そうに鳴く2人を見て、私も「引き離さなくて良かった!」と思いました。