どうぶつ
地震の怖さはねこも同じ ケアしてもらえなかった元保護ねこの視線が話題「怖っ」
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福島県沖を震源に最大震度6強を観測した13日夜の地震。関東地方でも揺れが長く続くなど、怖い思いをした人が多かったのではないでしょうか。ただ、それはねこも同じだったようで……。もちろん、こればかりは飼い主さんのせいではないものの、急に怖い目に遭わされたねこにとってはたまったものじゃありません。地震が収まった後に“不満”の表情を浮かべる元保護ねこが話題となっています。おとうふ(@milk4lit)さんに話を伺いました。
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地震が収まりお風呂に入っていると…
おとうふさんが飼育する三毛ねこの「腐鮪鯖美(くされまぐろさばみ)」ちゃん。何ともユニークなこのお名前は、タレントの関根勤さんの愛犬「ライル」くんのニックネーム「腐鮪鯖男(くされまぐろさばお)」をマネて命名しました。普段は「みー」と呼ばれているそうです。
そんなみーちゃんとの出逢いは5年ほど前。保護ねこの譲渡会へ足を運んだ際に、チャーミングな模様が気に入りお迎えしたといいます。当時からみーちゃんの頭の毛は黒く、「前髪パッツン」のように見えたのだとか。
その後、おとうふさんの元ですくすくと育ったみーちゃんは、忖度などしない“ねこらしい”ねこへと成長。気ままに行動しますが、おとうふさんの膝の上を狙ってストーキングする甘えん坊さんでもあるそうです。
その甘えん坊さんな性格が出てしまったのか、先日起こった地震の後にちょっとした事件が。揺れが収まった後、部屋の片付けや娘さんをなだめることに追われていたというおとうふさん。一段落して湯船に浸かっていると、何やら鋭い視線を感じました。顔を上げてその方向に目を向けると、そこには明らかに不満顔なみーちゃんが、体を半分だけ出して見つめていたのです。おとうふさんは思わず「怖っ」と感じてしまったのだとか。
ちなみに、みーちゃんは揺れの直後から家の中を走り回り、収まった後はソファの下に籠城。怖い思いをしたにもかかわらず、十分なケアをしてもらえなかったことが不満顔の原因のようです。
「大きな音やびっくりすることがあると、私のせいじゃなくてもこのように圧をかけてきます。普段あんなに手厚くお世話をしているのに、濡れ衣を着せられ文句を言われ散々です」と語る一方で、それでも「ねこはかわいいです」と、おとうふさん。
みーちゃんの圧が強いストーキング写真は大きな話題を呼び、「いや、これはどの家も同じですね」「疑う時は片目だけ出すのが流行りなのかなww」「うちのねこも、揺れを起こしたのは私だと思ってしばらく私に怯えていました」など、たくさんの共感の声が上がりました。
おとうふさんはこの後、ジーッとにらみ付けるみーちゃんに地震が自らのせいではないことを説明しつつも、謝罪。そんな誠意ある対応に安心したのか、みーちゃんはその後、同じ姿勢のまま寝てしまったそうです……。
ある時、急に襲われる地震を含む自然災害。人間は人間で大変なのは当然のことながら、こうした時こそペットへの心のこもったケアが必要そうです。
(Hint-Pot編集部)