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エリザベス女王の夫フィリップ殿下が入院延長 王室から健康状態の発表も
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エリザベス女王の夫フィリップ殿下が気分の悪さを訴え、「予防措置」として英ロンドンのキングエドワード7世病院に入院したのは現地時間16日。当初は経過観察と休養で「数日」の入院とされていたが、すでに1週間以上が経った。そしてバッキンガム宮殿は現地時間23日、今後の数日間で退院の予定はないと発表。殿下は“感染症”の治療を受けているという。
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感染症治療のため入院期間が延長
バッキンガム宮殿は現地時間23日、入院中のフィリップ殿下は“感染症”の治療を受けているため、今後の数日間で退院の予定はないとする声明を発表。殿下の健康状態は良好で治療の効果も出ているという。またこの“感染症”は、入院当初に情報筋の話として伝えられた通り新型コロナウイルスによるものとはされていない。
殿下の健康状態をめぐってはこれまで、王室主要メンバーもコメントを述べている。ニュース専門チャンネル「スカイニュース」が現地時間23日に伝えた内容によると、女王と殿下の三男エドワード王子は数日前に電話で話したことを明かし、「彼(フィリップ殿下)は本当に(周囲に対して)感謝しており、退院を心待ちにしています。これほど明るい材料はありません」と経過が良好であることを示唆した。
また、孫のウイリアム王子も現地時間22日、イングランド東部ノーフォーク州にあるワクチンセンターを訪問した際、記者団からの質問に対し「ええ、大丈夫ですよ」と殿下の状態についてコメント。ウインクとともに「医師が殿下を見張っています」と答えるなど、エドワード王子と同じく明るい見込みであることを示した。
ただ一方で気になるのが、現地時間20日午後に殿下を見舞った際のチャールズ皇太子だ。容体悪化に伴う訪問との報道こそなかったものの、車中での姿を収めた写真では涙ぐんでいるように見えるとの指摘が相次いでいた。
殿下にとって今年は100歳を迎える節目の年。特別な年を何事もなく過ごせるよう、ファンとしてはエドワード王子やウイリアム王子が語った明るい見込みを信じて無事を祈りたいところだ。
(Hint-Pot編集部)