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チャールズ皇太子 悲しげなビデオメッセージが話題に 父入院の影響か
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英国の郵便事業会社「ロイヤルメール」は現地時間23日、公式ツイッター(@RoyalMail)でチャールズ皇太子が登場するビデオメッセージを公開。ビデオでの皇太子は、コロナ禍において国民を繋げるため奮闘を続ける同社スタッフへの感謝を伝えた。一方、ビデオが公開されたタイミングは皇太子が入院中の父フィリップ殿下を見舞って数日後。ボディランゲージの専門家は皇太子の様子を「いつにも増して悲しそう」などとコメントしている。
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動画での皇太子は「目が赤く」見えるが…
チャールズ皇太子が父フィリップ殿下を見舞うため、英ロンドン市内のキングエドワード7世病院を訪問したのは現地時間20日午後のこと。この時、容体悪化に伴う訪問との報道こそなかったものの、車中での姿を収めた写真では涙ぐんでいるように見えるとの指摘が相次いでいた。
今回のビデオが収録されたタイミングは不明だが、そうした指摘を考えるとビデオにおける皇太子の表情はどこか暗いと思えなくもない。これについて英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、ボディランゲージ分野で著名な専門家ジュディ・ジェームズ氏による動画の分析を紹介した。
同氏は皇太子の様子を「目が赤く、幾分潤んでいるように見えます」と指摘。そして、「皇太子はいつも非常に感傷的な男性ですが、ここでは通常よりもはっきりとそれが表れています」と続け、一見フォーマルな立ち振る舞いの裏で実は深い悲しみを感じていると主張した。そんな皇太子を同氏は「いつにも増して悲しそう」「ハグを必要としているように見えた」と表現している。
さらに同氏は、皇太子の言葉遣いにも注目。ビデオで語られた言葉は「謙遜した空気」を帯び「普段以上に温かみを感じる」としたが、一方で悲しみが際立っているとの見方を示した。
フィリップ殿下の健康状態をめぐっては、ウイリアム王子や女王と殿下の三男エドワード王子から「良好」であることがこれまでに伝えられているが、皇太子の様子を見る限り安心して良いものか定かではない。涙目になっていた皇太子は杞憂だったと、今こそファンは殿下の無事を信じたいところだ。
(Hint-Pot編集部)