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メーガン妃 「王室に対する執着」をブログに綴っていた 無関心は嘘?

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃【写真:AP】
メーガン妃【写真:AP】

 先日のインタビューでメーガン妃は「英国王室についてあまり知らずに育った」と語り、数々の封建的なしきたりに戸惑い孤立し、英大衆紙からは自殺願望を抱くまで精神的に追い詰められたと主張した。しかし、妃が王室に対し無知で無関心だったのは本当なのだろうか。その主張を覆す内容が綴られた妃の女優時代のブログや、幼なじみの証言、バッキンガム宮殿を観光する写真などが話題となっている。

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7年前にブログでロイヤルへの憧れを綴っていた

 インタビュー番組で妃は、「私の家では(英王室は)話題になりませんでした。だから王室の仕事について十分な理解がありませんでした」と語っただけでなく、エリザベス女王と初めて会った際にカーテシー(ヨーロッパの伝統的な挨拶)の方法も知らなかったと告白。妃の主張は、結婚するまで英王室に関心を払ってこなかったという点で一貫していた。

 ただ、英大衆紙「ザ・サン」が報じたところによると、女優時代にブロガーとしても有名だったメーガン妃は2014年にキャサリン妃について、ブログで話題にしていたという。

 テーマは「成人女性も持ち続ける、王室に対する執着」というもの。妃はそのブログで、「小さな女の子はお姫様になることを夢見るもの」と記し、そして、自身も幼い頃に1980年代のアニメ番組「シーラ:プリンセス・オブ・パワー」へ憧れたと明かしている。そして、その憧れは大人になっても消えることがなく、ロイヤルウェディングの華やかさや、キャサリン妃の話題が尽きないことを見て、改めてそう思ったのだと綴った。

 また、メーガン妃の幼なじみは、妃が王室に興味を持っていたと主張。1981年に行われたダイアナ元妃とチャールズ皇太子の結婚式のビデオや、ダイアナ元妃関連のテレビ番組を2人で見たと語っているという。

 7年前のブログでは、ロイヤルへの憧れをストレートに綴っていたメーガン妃。好きなら好きと素直に言えばいいものを、先日のインタビューでは「関心がなく知識も蓄えなかった」と真逆な発言をしたのはなぜだったのだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)