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メーガン妃の暴露にエリザベス女王は「ただ悲しんだ」 今も孫を守りたい気持ちと関係者
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世界中に衝撃を与えたヘンリー王子夫妻のインタビュー番組。暴露の対象が英国王室だったため放映後は大きな波紋が広がり、英国でも連日この話題で持ちきりだ。しかしそんな世間の反応とは裏腹に、エリザベス女王は歴史と伝統を誇る王室の権威を傷付けた暴露に怒りを見せず、ただ悲しみに浸っているという。
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関係者がインタビュー番組に対する女王の反応を簡潔に証言
英大衆紙「ザ・サン」が関係者の話として報じた内容によると、インタビュー番組放送後のエリザベス女王は「怒ってはいないが、悲しんでいる」という。また、あれだけの暴露に対し女王が怒りを見せない理由は、「今でもヘンリー王子を守りたいという気持ちが強い」からだと証言した。
そうしたヘンリー王子に対する女王の深い愛情は、英国でのインタビュー番組放送翌日に発表された声明でも明らか。「ヘンリー(王子)とメーガン(妃)、アーチーはいつまでも非常に愛される王室メンバーです」と記し、孫息子一家を突き放す姿勢は見せていなかった。
さらに女王は、王室スタッフに対してインタビュー番組への反論を厳重に禁じるなど、騒ぎをこれ以上大きくしないよう細心の注意を払っているという。番組放送後も懸命に孫息子を守ろうとする姿勢からは、やはり番組で受けたものは怒りよりも悲しみが大きかったのではないかと推測できるだろう。
また女王は現地時間19日、カミラ夫人とともに慈善組織「ロイヤル・ボランタリー・サービス」とのビデオ通話に参加。番組放送後、初めて公の場に姿を見せた。王室が揺れる中でも毅然と公務に臨んだ女王だったが、実際はその裏に深い悲しみを隠していたのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)