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ヘンリー王子の父親批判はブーメラン? 専門家は「夫妻の好感度が落ちる」と推測

著者:森 昌利

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チャールズ皇太子とヘンリー王子【写真:AP】
チャールズ皇太子とヘンリー王子【写真:AP】

 人種差別だけでなくメンタルヘルス問題にも触れて、メーガン妃が完全に主役だった印象のインタビュー番組。しかし、どちらかと言えば助演かのように見えた、ヘンリー王子の発言もまた英国で物議を醸している。中でも父チャールズ皇太子をテレビで非難したことが国民に衝撃を与え、結果として夫妻の好感度低下につながってしまったという。

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インタビュー番組で身内を批判しても、割を食うのは夫妻側だと専門家

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、多数の王室関連著作で知られる作家ヒューゴ・ヴィッカーズ氏はこのほど、ヘンリー王子のチャールズ皇太子非難発言に対し「故意に評判を貶めようとしたもの」と指摘。英国民の怒りを代弁して話題になっている。

 インタビュー中、ヘンリー王子はチャールズ皇太子が「電話に出なくなった」と語り、「本当にがっかりさせられた」と主張。また“王室引退”で警備費などの援助が「きっぱり打ち切られた」と明かして、父親を真っ向から非難した。

 こうした王子の父親批判に対し、ヴィッカーズ氏は「長い目で見ればチャールズ皇太子の好感度には影響はない」と持論を展開。逆にその発言で「ヘンリー王子とメーガン妃夫妻に対する好感度が落ちることになるだろう」と明言し、発言によって割を食うのは夫妻側だとした。

 実際に、市場・マーケティング調査およびデータ分析の英企業「YouGov」による3月11日付けの最新調査結果を見ると、ヴィッカーズ氏の発言を裏付ける数値が現れている。

 インタビュー後に王子の好感度は、12ポイントからマイナス3ポイントへと急落。メーガン妃の好感度もマイナス14ポイントだったところから、マイナス27ポイントへとさらに落ち込んだ。夫婦揃って英国では“マイナス”の好感度に甘んじる状況になっている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)