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漫画

産後訪れたコンビニで「社会とのつながり」感じた漫画に共感殺到 「分かりすぎて泣いた」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:おやま(@oyamaoyadayo)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:おやま(@oyamaoyadayo)さん】

 子どもがある程度成長した後や、きょうだい育児をしていると、1人目の時は何であんなに大変だったんだろうと思うことはありませんか? 特に「新生児時期」と言われる生後28日間は、不安なことだらけ。赤ちゃんのお世話に没頭するうちに、いつの間にか“社会”と距離ができてしまっていたというお母さんも多いようです。そんな第1子出産後のことを振り返り、「社会とのつながり」を強く実感したというエピソードを描いた漫画が話題になっています。作者のおやま(@oyamaoyadayo)さんに話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

生後28日目、コンビニで社会とのつながりを実感

 4歳、2歳、1歳の3人きょうだいを子育て中だという、おやまさん。SNSで育児漫画を公開し、人気を博しています。この度話題となった漫画は、26歳で第1子の長女を里帰り出産した時のことを描きました。

 里帰り出産とはいえ、ご両親は共働き。日中はどうしても“ワンオペ育児”になってしまう上に、夜も親に甘えるのは申し訳なく、さらに長女があまり寝ない子だったこともあって、おやまさんは次第に疲弊していきました。また、上手に周りに頼ることができず、ほぼ24時間にわたって心が休まらない状態が続いてしまっていたといいます。

 そして、新生児期を無事乗り越えた生後28日目。「あんたそろそろ外散歩したら?」と母親から言われ、外出することに。

 こうして出産後初めてとなる単独での外出先に選んだのは、徒歩5分の距離にあるコンビニでした。おやまさんは店内に足を踏み入れた時の心境を、「……今私『母親』じゃなくて『人間』だ……久しぶりに社会とつながっている……」と綴っています。

 また、棚に陳列された商品の中から好きなものを自由に選べると思うとうれしさが止まらなくなり、大量のお菓子と育児雑誌を買って帰路に就きました。おやまさんは、生後28日目にコンビニで感じたこの時の解放感を「一生忘れないでしょう」と振り返っています。

 この漫画が公開されると、共感の声が殺到。「分かりすぎて泣いた」「赤べこのようにうなずくほど共感しかない、、!」「日めくりカレンダーで指折り数えてたのとか……自分とまったく同じでした」「『人間がいる』って思った感覚、覚えてます」「こんな大変な思いをしてそれでも育ててもらったんだと思うと改めて両親に感謝と、大切にしようという気持ちになりました」など、たくさんのコメントが寄せられました。

「しんどい時に誰かにしんどいと言えること」

 作者のおやまさんに作品についてお聞きしました。

 
Q.今回の漫画に描こうと思った理由を教えてください。
「ある日コンビニに行った際に、長女の産後のことをいろいろと思い出しました」

Q.新生児時期の育児で特に重要だと感じた点があれば教えてください。
「しんどい時に誰かにしんどいと言えることでしょうか……。そういうものだと思わずに、寝たい時は寝たいと言えたら良かったと思います」

Q.心に残った感想や気が付いたことを教えてください。
「共感していただいたことがうれしかったです。引用リツイートで皆さんが産後の様子を語ってくれているのですが、それを読むのも楽しいです」

 
 慣れない育児に悩み、孤立しがちな出産直後。こうした先輩ママたちの経験を知り、家族だけでなく病院や自治体と連携していくことが大切です。そして、親や家庭だけの問題とせず、社会全体で子育てを支え、子どもたちが健やかに成長できる環境が整っていくといいですね。

(Hint-Pot編集部)