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ヘンリー王子が一般企業で“仕事” 気になる報酬は? 宣伝効果は数百万ドルか

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 オプラ・ウィンフリーがホストを務めたインタビュー番組で、英国王室をはじめ世界に衝撃を与えたヘンリー王子。その後は自宅近くで自転車に乗る姿が目撃されていたが、次は“米国の一般企業で仕事を得る”という驚きのニュースが飛び込んだ。契約先はサンフランシスコのスタートアップ企業。PR専門家によると、今回の契約は企業側に数百万ドルの宣伝効果があるという。

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「チーフ・インパクト・オフィサー」としてアプリの宣伝に一役買う予定

 ヘンリー王子は米国時間23日、米企業と業務に関する契約を締結したと発表。王子が“米国の一般企業で仕事を得る”というこの展開を、英大衆紙「デイリー・メール」など母国メディアは速報として伝えた。

 契約先はカリフォルニア州サンフランシスコのシリコンバレーに拠点を置く「BetterUp」。セラピストやコーチとユーザーをマッチングさせ、アプリを通じた動画でメンタルヘルスのコーチングを提供する企業だ。ホテルチェーンの「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」や「フェイスブック」、石油企業「シェブロン」などが企業として利用契約を結んでおり、費用は従業員1人あたり半年2000ドル(約22万円)だという。

 王子は「チーフ・インパクト・オフィサー」としてアプリの宣伝に一役買う予定。もちろん王子に一般企業での勤務経験はなく、今回の契約後もスタッフを管理する予定はない。一方で特別イベントへの出席や、新型コロナによる制限の解除後はオフィスでのミーティング参加が予定されている。

 ただし、同社CEOのアレキシ・ロビショー氏は、王子がすでに戦略ミーティングなどに参加し、決断を下す助けになっていることを明かした。

ドバイ政府系ファンドや有名スノーボーダーなどが出資

 気になる報酬について「メール」紙は、同州の他企業で同様の職種だと6桁~7桁(数十万ドル~数百万ドル)が相場としたが、ロビショー氏は報酬についての回答を拒んだという。

 さらに同紙は、PR業界の権威であるマーク・ブコウスキー氏のコメントを掲載。同氏は今回の契約について、企業側にとっては数百万ドルの広告価値があり、王子にとっても数百万ドルの価値を生み出す可能性があると述べている。

 王子は発表文の中で、同社のサービスを実際に利用したことも明かしている。「本当に素晴らしい」コーチたちと数か月話し、そのコーチたちから「理に適ったアドバイスと新鮮な視点」を得たとしており、すでに宣伝効果は高いと考えられるだろう。

 また、王子は米「ウォールストリート・ジャーナル」紙に対し、契約した理由を説明。人々の生活に影響力を生み出す助けがしたいとして、「進取の気性に富んだコーチングは自己啓発に絶え間ない可能性を提供し、認識を高め、オールラウンドなより良き人生を生み出します」と述べている。

 王子が同社に投資しているかはまだ明らかになっていないが、他の出資者にはドバイ政府系ファンド「ムバダラ・キャピタル」や有名スノーボーダーのショーン・ホワイトなどがいる。王子が“一般企業で仕事を得る”という驚きの展開、ビジネスは今後波に乗るのか? また、英国王室側の反応も気になるところだ。

(Hint-Pot編集部)