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メーガン妃のプライベート挙式発言事実上取り消し 勘違い指摘相次ぎ夫妻が声明発表
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メーガン妃は先のインタビュー番組で、ロイヤルウェディングの3日前にイングランド国教会の大主教と3人だけの“プライベート結婚式”を挙げたと告白。3000万ポンド(約46億円)以上の国費が投入されたロイヤルウェディングを“一般向けのお披露目式”のようにされたことから英国内では猛反発が起こり、メディアは事実の検証を行った。数日前には英大衆紙が結婚証明書を入手し、ロイヤルウェディングが正式だったと報道。追ってヘンリー王子夫妻側は新たな声明で妃の発言を取り消した。
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「メーガン妃の勘違い」指摘が相次ぎついに声明
「これは誰も知らないことなのだけど、ロイヤルウェディングの3日前に私たちは結婚していたの」とインタビュー番組で告白したメーガン妃。だが、英国では結婚式に証人2人が必要となるため、放送直後からメディアはもちろん宗教関係者も疑問を呈していた。
それからの英メディアは続々と検証記事を発表。ある宗教関係者はプライベート結婚式に立ち会ったとされるカンタベリー大主教のオフィスに直接問い合わせ、妃の勘違いを指摘されたと話した。さらに英大衆紙「ザ・サン」は結婚証明書を入手し、5月19日のロイヤルウェディングが正式だったと報道。証明書作成に携わった人物も妃の勘違いを証言した。
そしてついにヘンリー王子夫妻側が反応。同紙によると、結婚証明書に関する記事を掲載した後、夫妻のスポークスパーソンは「5月19日の正式な結婚式の3日前にプライベートで個人的な誓いを交わした」とする声明を発表。「結婚していた」とする妃の発言を公に事実上取り消した。
妃がなぜこのような発言をしたのか、その意図は明らかにされていない。だが、3日前に大主教と3人で行ったリハーサルで個人的な誓いを交わし、それを結婚式と“勘違いした”可能性は高い。また、近頃は有名企業との大型契約により“金満イメージ”が増幅されているため、“質素な3人だけの結婚式”でネガティブなイメージを払拭したかったとも考えられる。
しかし、結婚証明書を証拠に否定されると、ここは間違いを認めるしかないだろう。ついでに他にも指摘されている辻褄の合わない発言も素直に撤回すれば、英国で大幅に下がった夫妻の支持率も少しは回復するかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)