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キャサリン妃 白コートでウイリアム王子と見つめ合う姿が「結婚式のようだ」と話題
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新型コロナのワクチンを届ける関係者に敬意を払い、パンデミックでの死亡者に捧げるプライベートな黙祷に参加したウイリアム王子夫妻。場所がウェストミンスター寺院だったことから、10年前のロイヤルウェディングを思い出した人も多かったようだ。また、この際のキャサリン妃はお得意の着回しをお休みし、新しいコートドレスを披露。王子と視線を合わせながら歩くなど、2人の固い信頼関係を感じさせる場面もあった。
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訪問目的に合った控えめスタイルでエレガントさがさらにアップ
2020年3月23日は英国で最初のロックダウンが行われた日。チャールズ皇太子がパトロンを務める慈善団体「マリー・キュリー」は、1年後にあたる今年の3月23日を「National Day of Reflection」として、医療関係者への感謝表明や死亡者を悼む1分間の黙祷などを呼びかけた。
この日に合わせ、ウイリアム王子夫妻は英ロンドン市内のウェストミンスター寺院を訪問。新型コロナワクチンを届けている職員とボランティアに敬意を払い、プライベートな黙祷にも参加した。寺院は終始厳かな空気に包まれたが、英メディアやファンは夫妻が10年前に結婚式を挙げた思い出の場所であることに注目。また、妃が新たに披露したコートドレスも話題を呼んでいる。
英大衆紙「デイリー・メール」によると、妃のコートドレスは英ブランド「キャサリン・ウォーカー」のアイテム。淡いアイボリーカラーと花模様のレースが特徴で、価格は3000ポンド(約45万円)程度と考えられているそうだ。
また、足元は英国発シューズブランド「ジミー チュウ」のピンヒール、バッグは英ブランド「メティエ」のクラッチで、どちらもブラウンのスエードを合わせた。ヘアはハーフアップで顔周りをすっきりとまとめ、メイクにもブラウンのアイシャドウとアイライナーを用いるなど、ニュートラルカラーで仕上げている。
さらに耳元には、英ジュエリーブランド「アヌーシュカ」のクラシックなバロックパールのイヤリング。マスクはいつもの花柄ではなくブルーの使い捨てマスクを着け、場所と訪問目的に合った控えめスタイルだった。
この控えめスタイルが妃の佇まいなどを引立たせる効果を生んだのか、同紙は「エレガンスが具現化されたように見えた」と絶賛している。確かに、シンプルな装いのため着用者の気品や雰囲気が重要になるコーディネートだと言えるだろう。一方でウイリアム王子は、ネイビーブルーのスーツとホワイトシャツ、ドット柄のネクタイを合わせた清潔感あふれるコーディネートだった。
寺院内での夫妻は時折見つめ合いながら歩くなど、信頼関係がにじみ出ていた様子。やはりメディアが指摘するように、4月の結婚記念日を控えての訪問には特別な思いがあったようだ。ただし恐らくそれは、単なる感傷ではないだろう。未来の国王、そして王妃として、新型コロナ後の英国をともに支えようという思いを新たにしたのかもしれない。
(Hint-Pot編集部)