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モード系トゥクタミシェワに漂う「夜の香り」 フィギュア世界選手権女子SP衣装まとめ
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フィギュアスケートの世界選手権が24日(日本時間25日)にスウェーデンのストックホルムで開幕しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2年ぶりの開催となった世界一決定戦。初日に行われた女子ショートプログラム(SP)ではアンナ・シェルバコワ選手(ロシア連盟)が首位に立ちました。編集部では銀盤を彩った選手の衣装をクローズアップ。際立ったスタイルを写真で紹介します。
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37選手が出場した女子SP、衣装にもさまざまな個性
上位陣でひときわ目を引いたのがエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(ロシア連盟)。黒で統一されたモード系のスタイルを着こなし、シースルーで透ける腹筋も目を引きました。一見、ハードな衣装でも、妖艶な雰囲気を醸し出すのが、低年齢化するフィギュア界ではベテランとも言われる24歳のトゥクタミシェワ選手の真骨頂でしょう。
日本のインターネット上でも「衣装がおしゃれ」「Perfumeっぽい」「夜の香りがする」「相変わらずセクシー衣装」などの声が上がり、ファンをうっとりとさせていました。演技もビリー・アイリッシュの「Lovely」に乗せ、トリプルアクセルを決めるなど、ほぼノーミス。「リーザ」の愛称で長年親しまれる貫禄を発揮し、3位につけました。
同じくロシア勢で1位発進した16歳、アンナ・シェルバコワ選手は、ブルーのグラデーションが印象的なスタイル。ラインストーンが輝くキーネックで、露出度も控えめな今っぽいデザインです。ファンの間でも「衣装が断トツで良かった」「あの衣装、素敵」など、こちらも支持する声が多数。
2位となった紀平梨花選手(トヨタ自動車)は炎が燃えるような情熱的な赤の衣装。アシンメトリーデザインのノースリーブに、ブラックのパンツを合わせてクールに。坂本花織選手はパープル、宮原知子選手はターコイズブルーをベースにした衣装で、日本勢もそれぞれの個性を引き立たせていました。
身長168センチのブレイディ・テネル選手(米国)は抜群のスタイルを生かし、オールブラックのパンツスタイルを披露。メッシュのネックラインやウエスト部分のモチーフなど、ディテールに凝ったデザインが印象的でした。イ・ヘイン選手(韓国)は純白の一着でリンクと一体化したような世界観を見せ、13位と奮闘した17歳のエカテリーナ・リャボワ選手(アゼルバイジャン)はゴージャスなスパンコールと独特なスカートの配色が氷の上に映えました。
全37人が出場した女子SP。皆さんのお気に入りはどの選手でしたか? 26日(同27日)に行われる女子フリーはどんな衣装が見られるか、楽しみです。
【世界選手権女子SP上位結果】
1位 81.00点 アンナ・シェルバコワ(ロシア連盟)
2位 79.08点 紀平梨花(日本)
3位 78.86点 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア連盟)
4位 74.40点 カレン・チェン(米国)
5位 73.63点 キム・イェリム(韓国)
6位 70.38点 坂本花織(日本)
7位 69.87点 ブレイディ・テネル(米国)
8位 68.94点 イ・ヘイン(韓国)
※ロシア勢は国ぐるみのドーピング不正の処分で「ロシアフィギュアスケート連盟(FSR)」として出場
(Hint-Pot編集部)