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ヘンリー王子に「偽情報と戦う資格ない」 メーガン妃異母姉が一刀両断
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インターネットの世界にはびこる偽情報と戦う――。ヘンリー王子は先日、米アスペン研究所が運営する“ネット上の誤情報と偽情報”に関する委員会への参加を発表。デジタル社会に蔓延する“雪崩のような嘘”と戦うことを宣言した。その一方で、メーガン妃の異母姉サマンサ・マークルさんは、「ハリー(ヘンリー王子)にそんな資格はない」とバッサリ切り捨てる発言。また、ヘンリー王子夫妻のインタビューでホストを務めたオプラ・ウィンフリーにも矛先を向けた。
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「一部が間違っていると分かったならおそらく残りも間違い」と一刀両断
ヘンリー王子は現地時間24日、米アスペン研究所が運営する“ネット上の誤情報と偽情報”に関する委員会への参加を発表。前日に発表された“米一般企業への就職”に続くニュースとなった。王子は今後、定期ミーティングに参加。デジタル社会に蔓延する“雪崩のような嘘”と戦うことを宣言している。
英大衆紙「デイリー・メール」によるとこの発表後、メーガン妃の異母姉サマンサ・マークルさんがニュージーランドのラジオニュース番組に出演。王子について「偽情報と戦う資格はない」と断言した。妃にとって頭の痛い発言を繰り返す姉が、またもズバリと痛いところを突いたようだ。
サマンサさんはまず、妃がロイヤルウェディングの3日前に「結婚していた」と発言した件について「嘘だと暴かれた」と語り、「あのインタビューは(元FOXニュースの)メーガン・ケリーが言った通り、何かの一部が間違っていると分かったならおそらく残りも間違いでしょう」と続けて、インタビュー内容を頭から退けた。
確かにインタビューでの妃は、サマンサさんに対する発言も間違っていた。「18年か19年ほど会っていない」との発言に対し、サマンサさんは13年前の2008年に妃と撮った写真を提示して反論するなどしている。
さらにラジオニュース番組でのサマンサさんは、夫妻のインタビュー番組でホストを務めたオプラ・ウィンフリーも批判。「不正確な話をきちんと指摘しなかった」と述べた。
夫妻のインタビュー番組放送後、複数の英メディアは内容のさまざまな“誤り”を指摘。「メール」紙は17に上る項目を一挙に指摘していた。一方で夫妻は「個人的な誓いを交わした」との声明を通して “ロイヤルウェディングの3日前に結婚”発言を事実上撤回したが、この他には何の訂正も行っていない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)