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シカと桜の美しい写真のつもりが…“ボツ”の理由に笑撃「何とも言えない表情がまた」

著者:Hint-Pot編集部

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シカのおしりから桜が噴き出して見えると話題に【写真提供:しかC(@igufoto)さん】
シカのおしりから桜が噴き出して見えると話題に【写真提供:しかC(@igufoto)さん】

 日本が誇る歴史的文化遺産の宝庫、奈良。市内中心部にもかかわらず、神の使いとされるシカが闊歩し、春日大社や興福寺などの世界遺産が密集する奈良公園で撮影された、春ならではのファンタジックな写真が話題となっています。ユーモアあふれる“ボツ写真”をツイートした、撮影者のしかC(@igufoto)さんに話を伺いました。

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奈良公園のシカを題材にしたオリジナル“ZINE”の制作も これまで10万枚以上撮影

 奈良公園にいるシカの写真をこれまでに10万枚以上撮影しているという、しかCさん。桜や紅葉、子ジカが誕生する出産シーズンなどはほぼ毎日撮影に行くそうで、平常時でも週2~3回は撮影に通うのだとか。趣味が高じて、「しかかお図鑑」という“ZINE”を作り上げています。

「奈良公園は市街地に近くて気軽に行ける場所です。そこにシカが当たり前のように歩いている光景が、改めて面白いなと感じ撮り始めました。最初は鳴き声すら知りませんでしたが、撮っていくうちに全然知らなかった生態などが分かり面白くなっていったんです。また、シカには独特の哲学的な表情があることにも気付きました。さらには興福寺・東大寺・春日大社など、文化的にも興味深い場所がシカと共存しています。相乗効果でシカの魅力にどんどん惹き込まれました」

「しかかお図鑑」を制作することにしたのは、毎日のように奈良公園へ通っているうちに、自然と特徴的なシカの顔を判別できるようになったことがきっかけだったそう。愛称を付けて呼ぶようになり、こうしたシカたちの特徴やそのシカとの思い出などを一冊にまとめたら面白いなと思ったといいます。

「みんな同じ顔だと思っているシカも、実はちょっとずつ顔が違い、それぞれのクセがあります。少々大げさかもしれませんが、『みんな違ってみんな生きているんだ』という当たり前のことを今一度問うのがコンセプトになっています」

 制作期間は、しかCさんが最初に識別したシカを撮影した日から計算すると、1年半ほど。シカ1頭1頭の愛称の付け方にこだわりました。

「『何じゃそら』となるような脱力感のあるネーミングを意識しています」