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ウイリアム王子とヘンリー王子の確執が見えた瞬間 キャサリン妃は後日に気遣いも

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】
ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】

 ウイリアム王子とヘンリー王子、キャサリン妃とメーガン妃の確執が報じられて以来、英メディアでは4人が見せた立ち振る舞いから関係性を考察する報道が相次いだ。有名なものとしては、キャサリン妃がメーガン妃を“無視した”とされる2019年3月9日の公務などがある。一方でウイリアム王子とヘンリー王子にもその1か月後、確執を感じさせる場面があったという。

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2年前のイースター礼拝でファンは兄弟の不仲を確信したという

 かつては仲の良い兄弟で知られたウイリアム王子とヘンリー王子。2018年にメーガン妃が英国王室に入ってからは、キャサリン妃との4人で「ファブ4」(素晴らしい4人組)と呼ばれ人気を集めた。ところが徐々に確執が報じられるようになり、そのきっかけはヘンリー王子がメーガン妃と結婚する前に受けたウイリアム王子からのアドバイスだったと指摘する専門家もいる。

 そしてヘンリー王子夫妻の“王室引退”によって確執はさらに深まり、今年3月に放送された夫妻のインタビュー番組で決定的になったとされる。英大衆紙「デイリー・ミラー」は、ファンが確信を抱いた瞬間として2年前のイースター礼拝を振り返った。

 現地時間2019年4月21日、ロイヤルファミリーはウィンザー城のセント・ジョージ教会に集結。第1子出産を間近に控えていたメーガン妃が参加を見送った一方、同日はエリザベス女王の誕生日と重なったこともあって盛大な礼拝となった。

 同紙は当時の様子について、教会に入る前のヘンリー王子がうつむき加減で歩いていた他、神父に挨拶する際に兄弟が互いの存在を無視するような素振りを見せていたと指摘。実際の映像を見ると、ヘンリー王子は女王の孫ピーター・フィリップス氏夫妻(2020年に離婚)とともに現れるが、上着のボタンに触れるなどどこか落ち着かない。ウイリアム王子夫妻はそのすぐ後、会話を交わしながら教会前に到着する。

 問題はその後だ。先に教会関係者と挨拶したヘンリー王子は、すぐ後ろに続いて挨拶するウイリアム王子を一瞥する。ウイリアム王子は視線に気付いたのか顔を向けるが、その頃にはヘンリー王子が別方向を見ていたため微妙なすれ違いが生じた。その後もヘンリー王子は、エリザベス女王の到着を待つ位置につく際、ウイリアム王子の後ろをすり抜け視線を避けているようにも見える。

ボディランゲージの専門家は当時から不仲の悪化を指摘

 このエピソードについて同紙は、ボディランゲージの著名な専門家ジュディ・ジェームズ氏が当時に語った見解を引用。同氏は兄弟の全体的な印象について、「彼らがもはや言葉を交わすほどの間柄ではないという憶測を加速させただけでなく、2人の不仲はそれ以上に悪化しているかもしれないことを示唆していました」と述べていた。

 さらに同氏は、ヘンリー王子が見せた表情や動作にも注目していた。まず、ウイリアム王子が教会の入り口に近付いてきた時は嫌悪感を見せていたとし、「兄を避けようと必死だった可能性がある」と指摘。また、ヘンリー王子は片手で自分の顔を覆うような仕草を見せていたとし、これは「隠れたいという願望を示しています」と述べている。

 一方で同紙は、礼拝後にウイリアム王子夫妻がフロッグモア・コテージにヘンリー王子夫妻を訪ね、30分ほどお茶をともにしたとも伝えている。王室関係者によると、これはキャサリン妃が気を利かせた結果だったそうだ。「キャサリン妃は、ウイリアム王子とヘンリー王子の仲がうまくいくことがとても重要であると知っています。体裁のためだけでなく、彼らの共同責任が王室に本当に重要であることを彼女(キャサリン妃)は理解しています」と語っている。

 ファンだけでなく専門家も敏感に感じ取っていたウイリアム王子とヘンリー王子の確執。しかし、実際の現場に居合わせたキャサリン妃が誰よりも状況を深く理解していたのかもしれない。

(Hint-Pot編集部)