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ウイリアム王子とヘンリー王子に関係改善の兆候か 仲裁役はアン王女長女夫妻と英紙
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ウイリアム王子とヘンリー王子の確執が取り沙汰されて久しい。関係改善に向けた兄弟の姿勢はこれまで何度か報じられてきたが、今ではすっかり後退してしまった印象。というのも、3月初旬に放送されたヘンリー王子夫妻のインタビュー番組で、ウイリアム王子と妻キャサリン妃にも発言が及んだためだ。しかし英大衆紙はこのほど、2人の深い溝を埋める新たな兆候が見られたと伝えている。かつては仲良し兄弟で知られた2人。信頼関係を取り戻すことはできるのだろうか。
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2人の仲裁役を務めてきたのはアン王女の長女夫妻か
かねてから確執が噂されているウイリアム王子とヘンリー王子だが、兄弟仲の改善は急務と言える。それは今年7月1日、2人の亡き母ダイアナ元妃の生誕60周年を記念した銅像除幕式が予定されているため。兄弟にとっての重要イベントは刻一刻と近付いている。
銅像の制作を担当するのは、英国の彫刻家イアン・ランク=ブロードリー氏。英大衆紙「ザ・サン」が同氏に近い情報筋の話として報じた内容によると、ウイリアム王子とヘンリー王子はダイアナ元妃銅像の最終デザイン案を承認しているという。
確執が伝えられる一方、同紙はこの重要イベントで兄弟が協力したことを受け、「ヘンリー王子とメーガン妃のインタビュー番組でさらに広がった深い溝が改善してきた初めての兆候かもしれない」としている。また前述の関係者も、「彼(ブロードリー氏)が兄弟と緊密に連携していたことを知っています」と語った。
ケンジントン宮殿でのダイアナ元妃銅像設置プロジェクトは2017年に発表。ウイリアム王子とヘンリー王子が委員会を設置し、進捗を見守ってきた。一方、ヘンリー王子夫妻のインタビュー番組により兄弟間の不仲は決定的になったとされ、一時は除幕式で2人が並ぶ姿は「考えられない」とも報じられていた。
しかし同紙は、アン王女の長女でエリザベス女王の孫にあたるザラ・ティンダルさんとその夫マイク氏が2人の仲裁役を務めてきたとも報じている。最終デザイン案の承認にも、夫妻の尽力が大きく寄与したのかもしれない。
(Hint-Pot編集部)