どうぶつ
いぬ派だったのに…飼い主さんを激変させた元保護ねこトリオとのメロメロ生活
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三猫三様の個性 かわいい“わがまま要求”に応え続ける飼い主さん
お迎えに乗り気ではなかった飼い主さんが、なぜメロメロになったのか? 理由はやっぱり、3匹の魅力が炸裂したせいだったようです。
みぃちゃんはとにかく食べることが大好き。毎朝、飼い主さんの顔を舐め回してごはんを要求する、起こし上手でもあります。とらくんとわさびちゃんのお残しまできれいに平らげる、ぷくぷく豊満ボディちゃん。そのせいか、取っ組み合いにも強し。
食べたらいびきをかいて寝ることが多いようですが、おっとりしていてお返事もしてくれるお利口さんです。足元でスリスリ~からのゴロンがかわいくて仕方ないのだとか。
お次のとらくんは唯一の男の子。と~っても甘えん坊さんで、おもちゃで遊んでもらうのが大好き。
「今年9才になるシニアなのに、妻の膝でくつろぐ顔は子ねこのよう。妻の布団に潜り込んで寝たり、パーカーのお腹部分に入ったり。マザコンと言うべきでしょうか」
隣の芝生が青く見えるタイプなのか、みぃちゃんとわさびちゃんが寝ている場所を奪うこともしばしば。“自分が一番”のもふもふわがまま王子様です。
末っ子のわさびちゃんはまさに大物。お迎えした時も「シャーシャー」と威嚇する先住ねこ2匹にまったく怯えず、早々にトイレで寝そべっていたとか。
その後はみぃちゃんにグルーミングしてもらいながらものどに噛み付いたり、みぃちゃんの頭にアゴを乗せて寝たりしてしまう自由女子に。また、くついでいる時にとらくんがちょっと触れただけで「シャーッ」と威嚇する強気ぶり。しかしその一方で、大きな音に隠れてしまうなど繊細な面もあるのだとか。
そんなわさびちゃんですが、実はお仕事で外出の多い飼い主さんには、なかなか懐かなかったのだそう。昨年の緊急事態宣言以降、在宅時間が増えるにつれ心を開いてくれたといいます。今ではお風呂の出待ちや、お腹に乗って甘えてくれるように。
「我々が食事を始めると服をガリガリ、ごはんをよこせと要求してきます。ごはんを与えてしばらくすると、またガリガリ。『お腹は満たされたから、次はソファに寝そべってあたしをそのお腹に乗せて寝させろ』なのです。私が寝床につこうとする時も『腹待ち』をしています」
気ままなわさびちゃんの要求に、今日もとことん応える優しい飼い主さんです。
夫婦ゲンカをしてもねこの話題で仲直り
かつていぬ派だったとは思えないほどの“もふもふメロメロ生活”を送っている飼い主さん。
「ねこのことを知らない私は、寝てばかりで感情もあまり出さないクールなイメージを持っていました。しかし、暮らしてみて分かりました。ねこはそれぞれ個性的だということ。そしてこちらの愛情に応えて、しかも何倍にもして返してくれることを」
夫婦ゲンカをしても、みぃちゃんたちの話題をきっかけにまた話し始めることもあるそうで、まさに「ねこはかすがい」。飼い主さんはご夫婦で、毎日のように「いつもありがとうね。長生きしてね」とねこたちに声をかけているそうです。
(猫ねこ部)