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ヘンリー王子 警備費必要と訴えるも警察を度々出動させ批判 「稼いだ金を充てるべき」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 全世界に衝撃を与えた“王室引退”後の初ロングインタビューで、王室から資金面の援助が断ち切られたと告白したヘンリー王子。家族の安全を守るには莫大な警備費用を捻出する必要があり、そのために世界的企業の「ネットフリックス」や「スポティファイ」と巨額契約を結ばざるを得なかったと窮状を訴えていた。しかしこのほど、ヘンリー王子夫妻が米警察機関に対し9か月間に9回も通報し、出動させていたことが明らかとなった。

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9か月で9回も通報 同じ男が2度不法侵入したことも

 英大衆紙「デイリー・メール」は現地時間8日、米カリフォルニア州サンタバーバラの郡保安官事務所(郡警察)が、ヘンリー王子夫妻邸からの通報を受け度々出動していたと報じた。英ロンドンに拠点を置くPA通信が夫妻のインタビュー番組放送後、情報公開法のもとにこのデータを取得したという。

 夫妻は昨年、日本円にして約16億円にも上る豪邸を購入。同年7月から豪邸生活を始めているが、取得したデータによるとそれから現在までの9か月間に9回も保安官の出動があったという。うち5回はアラームシステム(警報)の作動が原因で、転居から間もない昨年7月にはアラーム作動で3回、電話通報で1回と、1か月で4回にも及んでいた。

 クリスマスシーズンには、夫妻の敷地に2度も不法侵入した米オハイオ州在住の男が逮捕された。1度目は警告のみの処分だったが、数日後に再び姿を現したため逮捕。一晩、拘置所で過ごしたようだ。この男は「『二度と戻ってくるな』と言われたが、裁判所に出廷する必要はなかった。一晩を拘置所で過ごして、今後は近付かないように言われた」と、英大衆紙「ザ・サン」にコメントしている。

「メール」紙のコメント欄には、「彼らがまともなセキュリティを受けるためには、自分たちで簡単に稼いだ金を支払いに充てるべきであり、警察の時間を無駄にしないでください」「警視庁(スコットランドヤード)の警備を取り戻すための必死の試み」「彼らがウィンザー城の敷地内に住み続けていたら、それは起こらなかったでしょう」など、辛辣な感想が相次いだ。

 ヘンリー王子夫妻の広報担当者や郡保安官事務所の報道官は、この件についてコメントを拒否している。

(Hint-Pot編集部)