コロナ禍で迎える2度目のゴールデンウィークが近付いています。今年はまん延防止等重点措置がさまざまな地域で適用される中での長期休暇となりそうですが、折角のお休み――家族で全力で楽しみたい！　という人も多いと思います。そこで発想を変えておうちをホテルにしてしまうのはいかがでしょうか？　2児のママ、むぴー（@mupyyyyy）さんが描いた、心温まる家族の“プロジェクト”が大きな話題となっています。話を伺いました。

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長男の発案がきっかけ　家にあるもので工夫して子どもたちも大喜び

　5歳と3歳の子どもたちを育てながら、「子供ができて知ったこと」（扶桑社刊）や「母がはじまった」（PHP研究所刊）など、育児エッセイ漫画を描いているむぴーさん。ブログ「むぴーのお家」やSNSで漫画を発信しています。

　最近、むぴーさん家族の間で盛り上がったのが、「おうちをホテルみたいにする」プロジェクト。5歳の息子さんがある日、突然「おうちをホテルみたいにしよう!!」と言い出したのがきっかけです。

　むぴーさんは子どもたちにアイデアを募りつつ、おうちにあるものだけでホテル気分を味わえないか試行錯誤。みんなでお片付けをしたり、玄関でチェックインをしたり、ホテルのような空間を家族で力を合わせて演出しました。

　すると、子どもたちは大はしゃぎ。むぴーさんはこの日のことを、「『いつもの隣の部屋で寝る』たったそれだけのことがこんなに楽しい思い出になるんだなぁと思いました」と綴っています。

　漫画は大きな話題となり、11万件もの“いいね”が集まりました。また、「めっちゃええやん！」「最高の家族ですね」「いい家族や、コロナ対策もバッチリ、癒やされました」など、称賛の声がたくさん寄せられています。

「子どもが小学生になったらもっといろいろと…」　家族の“新プロジェクト”は？

Q.今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「いつも『覚えておきたいな』と思った瞬間を絵日記にしているので、この楽しい春休みの経験も漫画にして残そうと思いました」

Q.「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」の中で特にこだわった点は？
「今回のプロジェクトは息子主体で始まったので、息子の意見に合わせる感じで進めました」

Q.今後おうちの中でしてみたい新たなプロジェクトはありますか？
「私が子どもの頃、私の両親もさまざまな経験をさせてくれたので、子どもたちにも同じように記憶に残っているといいなぁと思います。なので、家の中でやりたいこともいくつかリスト化しています。

　例えば、ノリのいい音楽に合わせて踊ったビデオを撮る、ポップコーンとジュースを用意しておうち映画会、家の中に宝を隠してトレジャーハンティング、家の中にハンモックを設置してお昼寝、壁に宇宙の写真を貼り付けて宇宙旅行気分を味わうなど。まだまだあるのですが、他愛のないものばかり。子どもがまだ小さいのでできないこともありますが、小学生くらいになったらいろいろやってみたいと考えています」

Q.今回の漫画を公開して気が付いたことは？
「思った以上にたくさんの方に読んでいただいて驚いています。なかなか外出しにくいご時世ではありますが、みんなができる範囲で楽しく過ごせたら良いなと思います」

（Hint-Pot編集部）