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ヘンリー王子 葬儀後はメーガン妃の元へとんぼ返りか 遅くとも18日出発と専門家予想

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子【写真:Getty Images】
ヘンリー王子【写真:Getty Images】

 祖父フィリップ殿下の死去を受け、英国に緊急帰国したヘンリー王子。“王室引退”後初となる家族との再会に関係修復を期待する声も多い。しかし、17日に執り行われる祖父の葬儀が終わり次第、王子は第2子妊娠中のメーガン妃が待つ米国へとんぼ返りする可能性が高いという。

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葬儀終了後も自主隔離検疫が続くため米国に帰国か

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」はこのほど、米誌「USウィークリー」に掲載された王室専門雑誌「マジェスティ」編集長イングリッド・シュワード氏のコメントを紹介。同氏は緊急帰国したヘンリー王子について、葬儀終了後すぐさま米国に戻る可能性があると主張し、早くて葬儀当日か遅くとも翌日には米国に戻るとみているそうだ。

 今回の王子帰国で、王室との関係修復、特に昨年3月以来の再会を果たす兄ウイリアム王子との和解を望むファンは多いとされている。しかし、どうやらその期待が叶えられる状況にはなりそうもない。そして、ヘンリー王子と王室は、今回のスポットライトが“殿下の葬儀に当てられるべき”という認識で一致しており、あくまで現在は“一時休戦”の状況だという。

 また「エクスプレス」紙の別記事によると、殿下の葬儀前後に家族の集まりが行われたとしてもヘンリー王子の出席は不可能だという。英国の新型コロナ規制では、海外からの帰国者に対し「10日間の自主的な隔離検疫」が求められており、王子の参列は近親者の冠婚葬祭といった特別な事情で一時的に検疫場所を離れることが許される特例的なものだ。

 それならば、英国滞在をあと5日間伸ばして自主隔離検疫を終えてから、チャールズ皇太子やウイリアム王子と水入らずで話し合う機会を模索するべきとも思われる。ただ、どうやらヘンリー王子は長女を妊娠中のメーガン妃が心配でならない様子。インタビュー番組放送による居心地の悪さも手伝ってか、すぐさま米国に引き上げてしまうと予測されている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)