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ヘンリー王子いつ米国へ戻る チャールズ皇太子が1人で“隠れ家”に移動との報道も
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現地時間17日午後に執り行われたフィリップ殿下の葬儀。終了直後にウイリアム王子とヘンリー王子が “直接会話”する様子が目撃され、大きな話題を呼んだ。さらにその後、チャールズ皇太子を交えた3人で話し合いの場を持ったとも報じられている。21日にエリザベス女王が95歳の誕生日を迎えることもあり、現在の注目ポイントはヘンリー王子が米国へ戻る日だ。現地時間19日夜に各メディアが報じた内容を見てみよう。
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「後に誰の言葉も誤解されないように」3者会談を望んだチャールズ皇太子
父チャールズ皇太子と長男ウイリアム王子、ヘンリー王子の“個人的な話し合い”は現地時間19日朝、英大衆紙「ザ・サン」が内部関係者の話として報じた。父チャールズ皇太子の求めで葬儀終了後にウィンザー城内で行われた話し合いは2時間に及び、和解への希望につながったという。また、米国への“とんぼ返り”が予想されていたヘンリー王子については、英国滞在を伸ばす可能性があるとしていた。
ただし、同紙が同日夜に報じた内容は、朝のものと若干異なっている。夜の記事によると、皇太子とウイリアム王子、キャサリン妃の3人が、ヘンリー王子の滞在先であるウィンザー城敷地内のフロッグモア・コテージを訪問。2時間ほど会話したという。情報筋は同紙に対し「父と兄弟が対話再開のプロセスを始めるにおいて十分な長さだった」と語った。朝の記事と同じ王室記者マット・ウィルキンソン氏の原稿だが、これが朝に報じた“個人的な話し合い”と同一かは、記事中で触れられていない。
一方で英大衆紙「デイリー・メール」は同日夜、王室記者ダン・ウートン氏の記事を公開。このコラムで同氏は、皇太子が兄弟との会談後、葬儀終了から24時間以内にウェールズの別邸へ移動したとの情報を明かした。同氏の情報筋は「(皇太子には)王室の将来について考え、熟考する時間が必要だ」と語ったという。また、皇太子が3者会談を望んだ理由は「後に誰の言葉も誤解されないように」という配慮だったとした。
ヘンリー王子については情報筋の話として、女王が誕生日を迎える21日は英国にとどまり、米国へ戻る日は今週後半になるとしている。
さらに英高級紙「テレグラフ」は同日夜、ヘンリー王子が葬儀後、ウイリアム王子とキャサリン妃を含む他の家族と少なくとも1時間はともに過ごしたと考えられていることを報じた。皇太子と2人で話す機会は持たず、20日または2日以内に米国へ戻る可能性が高いという。
情報源の違いからか、微妙に異なる各紙の報道。「サン」紙が別記事で報じた内容によると、ヘンリー王子の英国滞在中はロンドン警視庁(スコットランドヤード)が警備を担当しているという。となれば、王子が空港へ移動する際はそれなりの動きがあるとも考えられるため、帰国を示す1つのサインになるかもしれない。
(Hint-Pot編集部)