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キャサリン妃は「イングリッシュローズ」 葬儀後初公務で殿下へ敬意込めた装いに称賛

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

公務中のキャサリン妃。その際の着こなしがまたも話題に【写真:AP】
公務中のキャサリン妃。その際の着こなしがまたも話題に【写真:AP】

 今月9日に死去した祖父フィリップ殿下の葬儀の後、初めて公の場に姿を現したウイリアム王子夫妻。夫妻で軍関連の施設を訪問した背景には、殿下への敬意が込められていた。それを受けてキャサリン妃はこの日、ミリタリー調でありながらオールブラックで喪に服すという、絶妙なコーディネートで登場。70年以上にわたりエリザベス女王を支えてきた殿下を敬う、そのエレガントな着こなしに多くの称賛の声が上がっている。

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「ドルチェ&ガッバーナ」のミリタリー調コートを着回し

 英大衆紙「デイリー・メール」によると、ウイリアム王子夫妻は現地時間21日、航空士官候補生センターで航空訓練軍団を見学。この日はエリザベス女王95歳の誕生日であり、訪問は今月9日に死去した女王の夫フィリップ殿下への敬意を示すものだという。キャサリン妃は2015年、殿下が63年間にわたって務めていた名誉空軍総司令官を引き継いでいた。

 王室関係者は死去から2週間喪に服すため、王子は限りなく黒に近いダークネイビーに、黒のネクタイやマスクを合わせ、妃はマスクを含めてオールブラックの装いだった。中でも特筆すべきは、伊ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のコートだ。金ボタンがあしらわれたミリタリー風のデザインで、妃はルイ王子を妊娠していた2017年、「リメンブランス・サンデー」(戦没者追悼記念日)の式典でも着用している。

 このお気に入りのコートに、チャンキーヒールを用いた「トッズ」のスエードパンプスと、「マルベリー」のシンプルなクラッチバッグを合わせた。また、ヘアスタイルやメイクはナチュラルにセット。2017年の着用時は式典を意識してクラシカルなヘアスタイルと威厳あるスモーキーなアイメイクだったが、今回はまったく雰囲気が異なっていた。

 同紙のコメント欄は「彼女はとても素敵なイングリッシュローズ(凛とした気品ある女性への褒め言葉)」「ウイリアム(王子)とキャサリン(妃)は、堂々とした上品で思いやりのあるカップルです」「上品な女性!」など、妃のエレガントな着こなしを称賛する声であふれていた。

(Hint-Pot編集部)