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メーガン妃に新たなジレンマか ヘンリー王子に訪れた心境の変化を母の元執事が考察

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 フィリップ殿下の死去を受け、葬儀参列のため思わぬ形で1年ぶりに母国の土を踏んだヘンリー王子。その軍歴を称え愛してくれた殿下との別れが、王子に格別な思いを呼び起こした状況は想像にかたくない。また、葬儀ではエリザベス女王をはじめ、父や兄、かつては「実の姉のように思っている」と語ったキャサリン妃とも対面を果たしたことで、王子の心境に微妙な変化が起こったという。そして、王子の心変わりによりメーガン妃が「新しいジレンマに直面する」と訴える人物が現れ、話題になっている。

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帰国したことで心が真っ二つに 米国生活に新たな難問か

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ヘンリー王子の心境の変化、そしてそれがメーガン妃に新たなジレンマを生むと指摘したのはポール・バレル氏。英国では生前のダイアナ元妃に長年仕えた執事として有名な人物だ。

 バレル氏は、王子が今回フィリップ殿下の葬儀に際して帰国したことで「彼の心は今、大西洋を境にして2つに割れています」と主張。さらに、それが「メーガン(妃)のジレンマとなるはずです」と続け、妃にとって不吉な予言をした。

 そう語る根拠として同氏は、今回の帰国において王子は先月放送された暴露インタビューに罪悪感を覚えたと指摘。

「メーガン(妃)は(インタビューについて)正しいことをしたと信じているはずですが、ハリー(ヘンリー王子の愛称)は今回の帰国で心が2つに引き裂かれるような思いをしました。だから、(ヘンリー王子夫妻の)事態も変わるはずです」

 同氏は今後のメーガン妃について、王室とハリウッドという“まったく違う2つの世界”に心を引き裂かれて苦しむ夫のために、何かしらの解決策が必要だと主張している。

 さらに別の王室筋は「今回の帰国でハリーは“1対3”という現実を実感したはずです」と主張。チャールズ皇太子、ウイリアム王子、そしてキャサリン妃がしっかりと連帯していることに対し、ヘンリー王子は孤立に加え、今も「確執が去ったとはまったく言えない状況」を感じたという。

 ヘンリー王子が今回の帰国で感じた孤立で、心を痛めたのは間違いないだろう。帰ってきた傷心の夫をメーガン妃がどう癒やすのか。長女の出産も控えているというのに、どうやらヘンリー王子夫妻の米国生活に新たな難問が加わっているようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)