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ヘンリー王子の7月再帰国どうなる 葬儀での冷たい対応受け心境は
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暴露インタビューから1か月後、祖父フィリップ殿下の死去で思わぬ帰国となったヘンリー王子。キャサリン妃の計らいでウイリアム王子と言葉を交わす瞬間が報じられていたが、葬儀後は米国にとんぼ返りした。その原因の1つは、一部王族からの“冷たい空気”に耐え切れなかったとも報じられている。さらに、親族の冷たい態度は、今夏予定されているダイアナ元妃銅像除幕式への参加を「迷わせている」との指摘もある。
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暴露インタビューの影響 一部のロイヤルファミリーからは無視されていた?
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、「デイリー・ミラー」紙の王室担当編集者、ラッセル・マイヤーズ氏がラジオ番組に出演。司会者の質問に答える形で、今回のヘンリー王子の帰国に対するロイヤルファミリーのリアルな反応を明かした。
司会者は「王室の一部の人たちがハリー(ヘンリー王子の愛称)を完全に無視して口もきかなかったという記事を読みました。今回の帰国中、ハリーは非常に上の空という風に見えたのですが、とても冷たい歓迎を受けたのでしょうか?」と質問。
マイヤーズ氏は「(ロイヤルファミリーの)約4分の1に当たるメンバーから、身も凍るような冷たい歓迎を受けました。きっとかなりのショックを受けたことでしょう」と発言。インタビューの波紋は王室内にも深刻な広がりを見せていることを示唆した。
また司会者は、それだけショックを受けたということなら、7月1日のダイアナ元妃の生誕60周年記念日に予定されている銅像の除幕式にも「出席しない可能性があるのではないか?」と尋ねた。
すると、マイヤーズ氏は「今のところ私が聞いている限りでは、ハリーの帰国の意思は変わらないようです。ケイト(キャサリン妃の愛称)もウイリアム(王子)もハリーが帰国するのなら、歓迎する意向です。しかし(夏の出産が予定されている)メーガン妃が出産した場合は、非常に短い滞在になるでしょう。すぐさまプライベートジェットを使ってとんぼ返りするはずです」と語った。どちらにしても、冷たい仕打ちをしたメンバーとの再会は、避けることになりそうだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)